実例・ノウハウ|プレスリリース
大阪大学企画部広報課報道係が支援するプレスリリース発信 <概要>
市民のみなさんや社会から信頼され支援される大阪大学となるには、研究成果発信や講演会、イベントといった積極的なアウトリーチ活動が重要。そのアウトリーチ活動を広く社会に伝えるために必要となるのが広報であり、プレスリリースは広報の有効な手段のひとつ。大阪大学企画部広報課報道係は、教育研究成果を報道機関に情報発信する際の大学の窓口として、各部局の広報担当係と連携しながら、各種支援を行っている。
● 支援対象: |
学内の教職員(各部局の広報担当係経由で) |
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● 支援内容: |
(1)「大阪科学・大学記者クラブ」への情報提供(プレスリリース発信) |
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プレスリリース(投げ込み):研究成果の報告やイベントの開催情報などは、記者クラブ加盟各社へ本学企画部広報課報道係から一斉にメール配信。 |
(2)プレスリリースの参考フォーマットの提供や、資料作成アドバイス |
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● プレスリリース発信の基本ルール(研究成果の報告やイベントの開催情報の場合): |
・情報提供を希望する方が、各部局広報担当係または広報ネットワーク責任者と相談の上、資料を作成。事前に広報課報道係が内容を確認し、アドバイスする。 ・情報提供日・情報解禁日については、共同研究者などと十分に調整の上、確定する。 ・情報提供日が確定したら、少なくともその2日前までに部局広報担当係を通じて広報課報道係へ連絡する。イベント開催情報等は、開催日の1週間前までに記者クラブへの送付が望ましい。情報配信は14時頃の予定。状況によっては発信者が希望する情報提供日に対応できない場合もある。 ・複数の機関と共同でリリースする場合には、それぞれの機関の広報担当との綿密な調整が必要。 ・一度に送信できるデータ容量は、受信先報道機関の制限により1.5MBまで。 ・一度記者クラブへ情報提供したデータの差し替えは不可。 ・大阪大学と直接関係のない諸団体(学会案内等)の情報発信は不可。 詳しいルール等は、「マイハンダイ」(学内専用)の以下のページでご確認ください。(学内専用) |
※報道機関への情報発信を希望される方は、各部局の広報担当係へご相談ください。
リリースした情報が掲載されるか否かは、リリース文を読んだマスコミ記者の判断に委ねられます。記者の目に留まりやすく、わかりやすく表現されていることが最重要ポイントです。
記者が必ずしも配信内容に精通しているとは限りません。学会専門誌や学内構成員に対する通知とは、言葉遣いや文章構成を変える必要があります。また、誰にとってどんな価値のあるニュースとして発信するのか(高校生なのか、主婦なのか、特定の疾患に悩む方なのかなど)、読み手を意識した書き方をするとメリハリの効いた内容となり、記者にとって記事化のイメージがわきやすくなります。
研究者の方はもちろん、イベントなどの担当者も活用できる、テンプレートや作成ガイドが用意されています。プレスリリースを書く前に、ぜひご覧ください。 |
記者クラブには新聞・テレビ・ラジオ各社が加盟。そこに情報発信すると、「複数のメディアに取り上げられることで、より多くの方に自分の研究成果を知ってもらえる」可能性が高まります。
大阪科学・大学記者クラブには、朝日新聞社、毎日新聞、読売新聞、産経新聞社、日本経済新聞社、日刊工業新聞社、フジサンケイビジネスアイ、共同通信、時事通信社、神戸新聞社、NHK、朝日放送、毎日放送、関西テレビ放送、読売テレビ放送、テレビ大阪、ラジオ大阪、中日新聞が加盟しています。(2016 年 11月現在)
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プレスリリースした研究成果は、研究情報ポータルサイト ResOU(リソウ)(Research at Osaka University)に蓄積されていきます。個々の研究成果の公開を積み重ねて、“社会に信頼される大阪大学” を一緒に創っていきましょう!
プレスリリースした研究情報は、研究情報ポータルサイト ResOU(リソウ) にも掲載されます。ResOU は日英対応サイトですので、英語のキーワードタグ等を、日本語のリリースと同時に提出すれば、日英サイトの同時公開が可能となり、海外に向けても迅速に研究成果を公開できます。(※リリース文の英訳は広報課/クリエイティブユニットにて行っています。英訳の参考とするため、論文提出時に作成されている英文アブストラクトをご提出ください。) |
(取材:大阪大学21世紀懐徳堂)