実例・ノウハウ|公開講座

大阪大学21世紀懐徳堂の公開講座 <概要>

医療・まちづくり・芸術・ことばなど多様なテーマで、年間延べ80名以上の研究者が出講

対象: 一般の市民の皆様を対象としているが、シニア層のリピーターも多い。
「小学生とその保護者」など、ターゲットを絞って開講することもある。
定員: 30~80人程度。内容・会場によって異なる。
会場: 大阪大学中之島センター、など。
所要時間: 90分~120分程度
開講日・時間帯: 平日昼間または夜間、休日昼間など。
準備の手間: プレゼン資料やレジュメなどの準備が必要。
コスト: 広報物(チラシ、HPなど)制作費、会場費、資料印刷費、講師謝金等。
工夫すれば少額で済む。
アンケート: ほとんどの講座で実施し受講生の反応を検証。講師に結果をフィードバック可。


大阪大学21世紀懐徳堂が主催・共催する公開講座の例 <事例>

大阪大学公開講座
大阪大学中之島センター にて9月~12月開講。
Handai-Asahi 中之島塾
大阪大学中之島センター にて開講。朝日カルチャーセンターとの共同講座。2020年3月終了。
大阪大学21世紀懐徳堂 i-spot 講座
大阪市まちづくり情報発信施設「アイ・スポット」(淀屋橋odona2F) で6~8月および12月~2月頃開講。大阪市計画調整局との共同講座。2020年3月終了。
大阪・京都文化講座
立命館大阪キャンパス(梅田) で5~6月および10月~11月頃開講。立命館大学との共同講座。
大阪大学×大阪ガス「アカデミクッキング」
大阪ガスクッキングスクール千里(千里中央) で不定期開講。大阪ガス株式会社との共同講座。2020年3月終了。

イメージは、1話完結の“一般教養”レベルの講義。伝えたい内容を絞り込み、日常との接点を切り口に、専門用語はできるだけ言い換えて。

専門知識のない方向けに講義するという意味では、大学の「教養科目」の授業に似ています。90分~120分という限られた時間で完結する講義を行うには、これまでの研究プロセスや成果の中から、特に伝えたいトピックを絞り込む必要があります。説明の際には、専門用語をできるだけ日常使われている言葉に置き換えながら研究と日常生活・社会とのつながりを説明できると、研究の意義が伝わりやすくなります。

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講座参加者確保のカギの一つは、“アクセスしやすさ”。
会場選び、申込み方法、タイトル付け、デザイン…

星の数ほど開講されている大学の公開講座の中から講座参加者に選んでもらうには、“アクセスしやすさ”が重要。会場までの交通の便が良いこと。インターネットやメールなど時間にしばられずに申込みできることはもちろん、見ただけで講義の魅力や価値が伝わる聴く方の目線に立ったタイトル付けやチラシデザイン等も必要です。研究課題をそのままタイトルに使うことは絶対にやめましょう。。。

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体験型・対話型などの実施形態は、受講生の満足度をUP。
機会があればトライしてみるもよし。

8~9割の時間は講義、残りの時間で質疑応答という時間配分が一般的ですが、講義の途中で適宜受講生に話題を振ったり、ワークショップ形式で対話プログラムを盛り込むなど、対話色を強める構成も可能。実験や実習の時間を入れると、体験型の講座にもなります。対話や体験を通じて、受講生の参加の度合いが強まり、一定の達成感を得られるためか、こうしたプログラムは、全体的に受講生の満足度が高い傾向が見られます。

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集客には1カ月以上必要。
チラシ配布やWEB告知などは社学共創部門にお任せください!

少なくとも、講座当日の1カ月前には受講生募集の告知を始める必要があります(それより早いに越したことはありません)。WEBサイト、SNS、チラシ、ポスターといった自前で用意できる媒体の他、新聞やミニコミ誌などにも積極的にアプローチすると、効果的に集客できます。大阪大学学内専用サイトマイハンダイの「セミナー・シンポジウム情報登録フォーム」から登録すると、大阪大学公式サイトや21世紀懐徳堂サイトで告知可能。共創機構社学共創部門では、大阪府下を中心とする公共施設等へチラシ・ポスターを送付したり、大阪モノレール駅の阪大ラックへの配架も可能です。

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