大阪大学シンポジウム”日本、いまから・ここから…”を開催しました!

3月4日(日)、「大阪大学シンポジウム”日本 いまから・ここから”」(毎日新聞社後援)を、毎日新聞社オーバルホールで開催しました。
大阪大学の各分野の専門家が日本のこれからを提言、私たちの社会は、昨今の災害体験不況から如何に学び、いま、一人の市民として何ができるのか、大阪大学人がどのような”いまから”の日本を創る「英知」を差し出せるのか、”ここから”皆様と一緒に考え、発信するシンポジウム。当日は学生、市民の皆様など、 約450名の参加がありました。
また、シンポジウムはUstream配信も行い、インターネットでも多数の方々にご覧いただきました。
平野総長による挨拶
講演に先立ち、第1部では本学文学研究科演劇学研究室とアートメディア論コースの学生出演、山口浩章さんの演出による
「アルビレオの観測所-レクイエムから明日へ」(宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より)
が行われ、
東日本大震災の犠牲者の鎮魂と復興を願ったパフォーマンスが熱演されました。
第2部では、本学が誇る気鋭の3名の研究者(大竹文雄社会経済研究所教授、 小林傳司コミュニケーションデザイン・センター教授、 石黒浩基礎工学研究科教授)が、震災以降特に閉塞感の漂う 日本において、大阪から未来に向けて提言するべく、 専門の研究分野における現状分析を踏まえ、講演「私たちの未来選択」を行いました。
大竹教授「経済学の視点から」
小林教授「今こそ議論のイノベーションを」
石黒教授によるアンドロイドと未来の通信機器の講演。
第3部は、毎日放送アナウンサー西靖さん(本学法学部卒)
の司会による座談会「教えて! これからの日本」。
各教授が専門的見地から これからの日本について語り、多様な視点を持つ総合大学ならではの シンポジウムとなりました。
多くの皆様には雨天の中、会場にお運びいただきありがとう
ございました。