近年、「わかりやすく説明すること」や「短時間で学びのあるプレゼン」といった知的に負担の少ない読み物やコンテンツがもてはやされています。 しかし、私たちが生きている複雑で理不尽で不確かなこの世界は、そんなに簡単に〈わかってしまう〉ものなのでしょうか。 「わかりやすくする」「わかった気になる」「わかったふりをする」ことで私たちはこの世界に対する感度を失っていっているかもしれません。 今回、来ていただくアート集団「目」はこの不確かな世界への感度を高めて、わかった気になっていたもの・ことをわからなくする作品を作り続けています。その制作活動から〈わからないもの・こと〉への向き合い方を語っていただきます。 （担当教員：山森裕毅 COデザインセンター 特任講師）

＜開催概要＞
【開催日】
　12月10日（金）13:30〜15:00（授業：表現術A［臨床記号論］と共同開催）

【場所】
　大阪大学豊中キャンパス・サイエンススタジオB
（サイエンス・コモンズ一階 地図上の青い稲妻の先端の指すあたり）


　△図をクリックするとPDFで拡大表示されます。

【定員】
　15名程度

【料金】
　無料

〇主催：大阪大学COデザインセンター