シベリウスとフィンランドの言語の多様性ー合唱団のためのスウェーデン語発音講座ー
- 要申込
- 文化・芸術

2019年は、日本とフィンランドの外交樹立100周年という記念の年です。今年、全日本合唱コンクールの課題曲に、フィンランドを代表する作曲家シベリウスの3つの作品が選ばれました。課題曲のうち1曲はフィンランド語、もう2曲はスウェーデン語で歌詞が書かれています。なぜシベリウスは、2カ国語の歌詞に作曲したのでしょうか? その答えは、フィンランドの歴史が握っています。今回のレクチャーでは、シベリウスの楽曲を鍵に、フィンランドの言語の多様性と、シベリウスが生きた時代についてご紹介します。 当日は、合唱コンクールの課題曲を題材に、ネイティブスピーカーの指導によるスウェーデン語発音講座を実施します。北欧の言語の多様性に触れ、実際にその響きを体感できる3時間です。みなさまぜひ、ご参加ください。
カテゴリ | 文化・芸術 |
---|---|
日時 |
2019年6月9日(日)
13時30分から17時00分まで
|
会場 | 大阪大学会館 講堂(豊中キャンパス) |
定員 | 200名 |
主催 | 大阪大学共創機構社学共創本部 異文化理解クラスター |
後援等 | 共催:大阪大学21世紀懐徳堂、協力:豊中混声合唱団、後援:全日本合唱連盟、フィンランド大使館 |
申し込み窓口 |
大阪大学21世紀懐徳堂 |
問い合わせ先 |
大阪大学21世紀懐徳堂 |
ゲスト:
古谷大輔(大阪大学大学院言語文化研究科准教授)
Márton András Tóth(大阪大学大学院言語文化研究科博士前期課程院生)
進行・発音指導:
當野能之(大阪大学大学院言語文化研究科講師)
モデル合唱団:豊中混声合唱団
当日、課題曲①・②の楽譜をお持ちの方は、ぜひご持参ください。
◆プログラム
13:00 開場
13:30 スウェーデン語 発音講座
課題曲① Kantat till ord av W. von Konow(Walter von Konow 作詩/Jean Sibelius 作曲)
14:20 講演「シベリウスがスウェーデン語を使ったわけ
ースウェーデン語系フィンランド人の歴史と文化」
15:10 休憩
15:30 スウェーデン語 発音講座
課題曲② Ensam i dunkla skogarnas famn(Emil von Qvanten 作詩/ Jean Sibelius 作曲)
16:20 豊中混声合唱団による課題曲②の演奏
17:00 終了
※本講座は日本言語学会の「言語の多様性に関する啓蒙・教育プロジェクト」の助成を受けたものです。