COデザインカフェ ドキュメンタリー映画で学ぶ社会課題と惑星思考 vol.15 『むかしMattoの町があった:Disc 1』

  • place 豊中キャンパス
  • 文化・芸術
COデザインカフェ ドキュメンタリー映画で学ぶ社会課題と惑星思考 vol.15 『むかしMattoの町があった:Disc 1』

COデザインカフェ「ドキュメンタリー映画で学ぶ社会課題と惑星思考 vol.15」。 映像作品(主にドキュメンタリー)を通して社会課題を惑星規模で捉えてみようという実験的な試みです。 今回鑑賞する作品は、『むかしMattoの町があった:Disc 1』(監督:マルコ・トゥルコ、2010年)です。 社会課題とは何かを知りたい方、惑星思考を身につけたい方、ドキュメンタリーや映画に関心のある方はぜひ参加してください。

カテゴリ 文化・芸術
日時 2019年11月20日(水) 18時30分から20時45分まで
会場 豊中キャンパス全学教育総合棟I 3階 341号室 COデザインスタジオ
主催 大阪大学COデザインセンター
問い合わせ先 大阪大学COデザインセンター 特任講師 山森裕毅

https://www.cscd.osaka-u.ac.jp/co/2019/000745.php

 

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PDF(719KB)

 

■ 申し込み不要、入退場自由、飲食可

■ カフェマスター:山森裕毅(COデザインセンター特任講師)

■ カフェマスターからのメッセージ:

私たちが被る苦しみのなかには、自分のせいでも誰かのせいでもなく、社会の構造や変化、歴史的経緯に由来するものがあります。たとえば貧困や難民問題、さまざまな差別の問題などです。そうした社会から被ることになる苦しみはSocial sufferingと呼ばれます。この企画では映画を通して、ソーシャル・サファリングの観点を学びたいと思います。苦しみの責任を自分や誰かに背負わせてしまう癖のついてしまった頭をほぐし、自分たちと社会のつながりを見つめ直す機会になれば幸いです。(山森裕毅)

今回の内容について:
精神疾患は日本人の五大疾患のひとつであり、患者数も400万人弱(2014年)にのぼるとされています。それでも日本では疾患に対する認知度はまだまだ低く、偏見もあり、社会のなかで生きていくのもなかなか難しいという現状があります。今回観る作品は、そのような社会のなかにある精神疾患への偏見と闘って、イタリアから単科の精神病院をなくし、病者らが社会のなかで生きていけるように奮闘した医師とその仲間たちの史実に基づいた物語の前編です。鑑賞後に感想や疑問を共有できればと思います。

 

プログラム:
18:30~ イントロ
18:35~ 上映(96分)
20:15~ 対話

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