大阪大学リサーチクラウドカフェ 「ナノ構造で変わり者電子を操る」
- 文化・芸術

研究のプロフェッショナルから話を聞く「大阪大学リサーチクラウドカフェ」令和元年度第1回のゲストは、産業科学研究所から田中秀和教授をお招きします。田中教授は、原子・分子の成長をコントロールし、ナノスケールの人工物質の創製と新機能発現の研究に取り組む研究者です。水が氷になったり、沸騰したりするときには、温度によって分子の集まり方が急減に変化する「相転移」が起きています。この様な「相転移」は、物質の中に沢山存在する電子においても観察されます。電気伝導性や磁性を示すセラミックスはその代表例であり、最近ナノメートルスケールの人工物質を作ることにより、その電子の織りなす変わった集団挙動を直接眺め、操り、より高性能のナノ物質を創り出すことが可能となってきました。ナノの電子の世界の理解から将来の高性能スイッチング・メモリへの展開を視野にいれた研究について紹介します。
カテゴリ | 文化・芸術 |
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日時 |
2019年9月4日(水)
19時00分から20時00分まで
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会場 | アートエリアB1(京阪電車中之島線・なにわ橋駅地下1階コンコース) |
主催 | 大阪大学学術研究機構会議、アートエリアB1(大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪電気鉄道(株)) |
問い合わせ先 |
大阪大学21世紀懐徳堂 http://artarea-b1.jp/ |
ゲスト
田中秀和(大阪大学産業科学研究所附属産業科学ナノテクノロジーセンター教授
カフェマスター
中川敦史(大阪大学蛋白質研究所長)
主催
大阪大学学術研究機構会議
アートエリアB1(大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪電気鉄道(株))
ラボカフェとは?
「ラボカフェ」は、京阪中之島線"なにわ橋駅"構内のコミュニティースペース「アート エリアB1」で、大阪大学が開催しているレクチャー&対話イベント。大阪大学の教員らがカフェマスターとなり、平日夜を中心に、哲学、アート、科学技術、 鉄道、マンガ、スポーツなど、多岐にわたるテーマで、ゲストや参加者のみなさんで語り合うカフェプログラムを提供しています。 http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/join/labcafe.php
アートエリアB1とは? http://artarea-b1.jp/
京阪電車中之島線建設中の2006年から、企業・大学・NPO法人が協同して、都市空 間における駅の可能性を模索する「中之島コミュニケーションカフェ」を実施。これを継承して2008年10月19日の開業を機に、なにわ橋駅の地下1階コ ンコースに「アートエリアB1」を開設しています。ここでは様々なプログラムを実施し「文化・芸術・知の創造と交流の場」を目指しています。
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※開場・受付は各回開始30分前より。
※内容は予告なく変更になる可能性があります。予めご了承ください。
※一部のプログラムの主催・共催・協力等の表記は、本プロジェクトチームと各方面の共同により実施しているものです。