モノローグ・オペラ「新しい時代」上映会
- 文化・芸術

デジタルの上に身を捧げる無垢な少年の「儀式」を描いて衝撃を与えた問題作が17年の時を経て蘇る…2017年12月16日大阪公演、チケット完売したあの作品を上映!!!!
カテゴリ | 文化・芸術 |
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日時 |
2018年3月4日(日)
14時00分から16時00分まで
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会場 | 大阪大学21世紀懐徳堂スタジオ |
主催 | 大阪大学『記憶の劇場Ⅱ』活動④「三輪眞弘『新しい時代』の再演」 |
後援等 | 協力:あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール、愛知県芸術劇場、IAMAS |
問い合わせ先 |
大阪大学大学院文学研究科音楽学研究室 |
モノローグ・オペラ「新しい時代」上映会
三輪眞弘+前田真二郎
地球規模で結ばれた現代のデジタルネットワークは莫大な知的情報を集積、処理する知の書物となり個々の人間の能力をはるかに超えた地球全体の頭脳となる。いつしかその頭脳は高度な記号処理能力によって未だ人類によっては書かれていない書物の空白部分、宇宙生成や生命起源の秘密を解き明かす基礎理論を生み出し、それらは不思議な暗号コードとしてネットワーク上に漂い始める。 この不思議なコードの意味を直感した一部の人々はそれらが文字や言語ではなく、それらを「楽譜化」、つまり解析し音波に変換することによって人間の悟性に直接メッセ―ジを伝えているものであることを発見し、ネットワーク上に宗教ともいえる信仰が自然発生的に生まれた。この「宗教」の教えでは神、つまり宇宙原理に従い肉体を捧げ、その個体の遺伝子情報などを漂い続ける美しい旋律に刻印することによって時空を超えた宇宙の記号過程に参与できると説く。
日時:2018年3月4日(日)14:00〜16:00
会場:大阪大学21世紀懐徳堂スタジオ(豊中キャンパス、大阪大学会館1階)
※申込不要、入場無料です。