元気に立って歩く ー脳と身体による制御の仕組みー(Handai-Asahi中之島塾)
- 科学・技術

「Handai‐Asahi中之島塾」は、2004年、中之島での大阪大学中之島センター誕生を機に設けられた、朝日カルチャーセンターと大阪大学との共同講座です。大阪大学が取り組んでいる研究の成果をわかりやすく紹介します。文化、歴史、芸術、理工系、医療関係など大阪大学が有している様々な分野から講師を招き、時には旬の話題のテーマなども取り上げます。
カテゴリ | 科学・技術 |
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日時 |
2018年4月14日(土)
14時00分から15時30分まで
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会場 | 大阪大学中之島センター |
主催 | 大阪大学共創機構社学共創本部21世紀懐徳堂、朝日カルチャーセンター |
問い合わせ先 |
大阪大学21世紀懐徳堂 http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/handai-asahi |
日時:2018年4月14日(土)14:00〜15:30
会場:大阪大学中之島センター
受講料:1,620円
野村泰伸 (大阪大学大学院基礎工学研究科教授)
立って歩くことは健康な方には当たり前すぎて、ありがたみを感じる機会は多くないかもしれません。二足歩行ロボットが身近に感じられるようになった昨今、ヒトが立って歩く仕組みは既に解明されたとお考えかもしれません。しかし、ヒト運動制御の研究者にとって、まだその仕組みの多くが謎なのです。この謎の解明は、病気で立って歩くことがままならない状態の改善や、加齢と共に増加する転倒リスクの低減に直結します。元来不安定な立位姿勢や歩行が、生き物ならではの柔軟さやしなやかさを保ちつつ安定に実現される仕組み、そこには脳と身体の巧妙な連携プレーが関わっています。講義では最新の研究成果とともに、身体の動きに隠された不思議な性質を紹介します。
申し込みは こちら(朝日カルチャーセンター) から