遊牧民だった大学教員 ―地域研究者から環境保護活動家になる―(Handai-Asahi中之島塾)
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「Handai‐Asahi中之島塾」は、2004年、中之島での大阪大学中之島センター誕生を機に設けられた、朝日カルチャーセンターと大阪大学との共同講座です。大阪大学が取り組んでいる研究の成果をわかりやすく紹介します。文化、歴史、芸術、理工系、医療関係など大阪大学が有している様々な分野から講師を招き、時には旬の話題のテーマなども取り上げます。
カテゴリ | その他 |
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日時 |
2018年2月17日(土)
15時00分から16時30分まで
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会場 | 大阪大学中之島センター |
主催 | 大阪大学21世紀懐徳堂、朝日カルチャーセンター |
申し込み窓口 |
朝日カルチャーセンター |
問い合わせ先 |
大阪大学21世紀懐徳堂 http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/handai-asahi |
日時:2018年2月17日(土)15:00〜16:30
会場:大阪大学中之島センター
受講料:1,620円
思沁夫(スチンフ)(大阪大学グローバルイニシアティブ・センター准教授)
私は中国・内モンゴル自治区・シリンゴル草原(地方)の遊牧民の家庭に生まれました。幼少時代は遊牧生活を送り、その後、北京大学、金沢大学などで法律や文化人類学を学んできました。今から10年前、私は生活と仕事の拠点を大阪に移しました。大阪大学で環境教育を行うかたわら、シベリアにおけるトナカイ放牧者(先住民)が直面しているさまざまな課題に取り組んでいます。モンゴル国と中国・雲南省でも活動し、希少動植物の保護や地域における持続可能な社会づくりに協力してきました。今回の講演では、私が2007年ごろから交流を温めてきたモンゴル国・ウブルハンガイ県に暮らす遊牧民と中国・雲南省・プアール市の人びとと実践してきた環境保護活動について紹介させていただきます。現地で、私が感じたこと、考えたこと、思い悩んだことをお話しするほか、私がなぜ遊牧民から大学教員になったのか、なぜ環境問題に取り組み続けるのかについても触れたいと思います。
申し込みは こちら(朝日カルチャーセンター) から