サイエンスカフェ@待兼山 No. 139:身体の回りの微生物が免疫を制御する
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大阪大学総合学術博物館で、サイエンスカフェを楽しみませんか。コーヒーを片手にゆったりとした雰囲気で、「科学する」とはどういうことか、研究者とともに考えていきます。わかりやすい言葉で“科学”を語ることで、専門家と一般の方の間のコミュニケーション不全を少しでも改善したいと思っています。自然豊かな待兼山でアカデミックなひとときをお過ごしください。皆様のご参加をお待ちしています。お気軽にご参加ください。
カテゴリ | その他 |
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日時 |
2017年2月25日(土)
14時00分から15時30分まで
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会場 | 総合学術博物館 待兼山修学館3階セミナー室 |
定員 | 30名 |
主催 | 大阪大学総合学術博物館 |
後援等 | 豊中市中央公民館 |
申し込み期限 | 2017年1月25日(水) |
申し込み窓口 | http://www.museum.osaka-u.ac.jp/cgi-bin/cafe-2016-yoyaku_date.cgi |
問い合わせ先 |
総合学術博物館事務部総務係 http://www.museum.osaka-u.ac.jp/2016-10-24-10964/ |
コーディネーター:深瀬 浩一(理学研究科)
実施日:2017年2月25日(土)14:00~15:30
対象:高校生以上
内容:
免疫系の正常な発達には、バクテリアなどの微生物の刺激が重要であることが明らかになってきました。アレルギー疾患が急速に増加していますが、衛生環境の向上による乳幼児期のバクテリアへの曝露の減少や寄生虫病の減少、家屋の密閉性の増加によるダニアレルゲンの増加、栄養環境の改善(高糖質食、高脂質食)などが原因となって、免疫バランスが崩れていると考えられております。一方、発酵食品が免疫系を活性化することや免疫バランスを保つ働きがあること、腸内細菌群の正常な発達が免疫系や神経系の発達に決定的に重要であることなども明らかになっています。この講義では、主にバクテリア由来の分子が物質レベルで免疫増強作用や免疫バランス作用を示す仕組みについて紹介します。