ラボカフェスペシャルfeaturingサーチプロジェクト 「膜であるヒトの内と外」
- その他

わたしたちの体内、細胞という極小宇宙のなかには、舌を巻くほど緻密で巧妙な仕組みがあります。そこでは日々、分解と合成、通過と輸送、構造変換とフィードバック制御、という高度なはたらきが繰り返され、まるでひとつの社会を形成しているようでもあります。現在、アートエリアB1で開催中の企画展サーチプロジェクトvol.6「ニュー“コロニー/アイランド”~わたしのかなたへ~」では、そのような“わたしたち”の内にある、巨大な宇宙と似て非なる未知なる世界(彼方)について考察する展覧会を開催中です。今回のラボカフェでは、生命活動を維持する上で欠かすことのできないタンパク質の誕生から死までのメカニズムを研究されている、細胞生物学者の永田和宏さんをゲストにお迎えします。今年、“ヒトは「膜」である”という視点から、内と外の絶え間のないせめぎ合いこそが生命の本質であるという著書『生命の内と外』を出版された永田さんに、わたしたちの体内の世界や生命を維持する恒常性(ホメオスタシス)についてお伺いします。
カテゴリ | その他 |
---|---|
日時 |
2017年5月24日(水)
19時00分から21時00分まで
|
会場 | アートエリアB1(京阪電車中之島線・なにわ橋駅地下1階コンコース) |
定員 | 50名程度(当日先着順・入退場自由) |
主催 | アートエリアB1(大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪電気鉄道(株)) |
問い合わせ先 |
大阪大学21世紀懐徳堂 |
ゲスト
永田和宏(京都産業大学 総合生命科学部 教授)
カフェマスター
家成俊勝、土井亘(dot architects)、木ノ下智恵子(大阪大学21世紀懐徳堂 准教授)
ラボカフェとは?
「ラボカフェ」は、京阪中之島線"なにわ橋駅"構内のコミュニティースペース「アートエリアB1」で、大阪大学が開催しているレクチャー&対話イベント。大阪大学の教員らがカフェマスターとなり、平日夜を中心に、哲学、アート、科学技術、 鉄道、マンガ、スポーツなど、多岐にわたるテーマで、ゲストや参加者のみなさんで語り合うカフェプログラムを提供しています。
アートエリアB1とは? http://artarea-b1.jp/
京阪電車中之島線建設中の2006年から、企業・大学・NPO法人が協同して、都市空間における駅の可能性を模索する「中之島コミュニケーションカフェ」を実施。これを継承して2008年10月19日の開業を機に、なにわ橋駅の地下1階コンコースに「アートエリアB1」を開設しています。ここでは様々なプログラムを実施し「文化・芸術・知の創造と交流の場」を目指しています。
‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
※開場・受付は各回開始30分前より。
※内容は予告なく変更になる可能性があります。予めご了承ください。
※一部のプログラムの主催・共催・協力等の表記は、本プロジェクトチームと各方面の共同により実施しているものです。