イヌイトの「野生の科学」:人類の未来への問い(Handai-Asahi中之島塾)
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「Handai‐Asahi中之島塾」は、2004年、中之島での大阪大学中之島センター誕生を機に設けられた、朝日カルチャーセンターと大阪大学との共同講座です。大阪大学が取り組んでいる研究の成果をわかりやすく紹介します。文化、歴史、芸術、理工系、医療関係など大阪大学が有している様々な分野から講師を招き、時には旬の話題のテーマなども取り上げます。
カテゴリ | その他 |
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日時 |
2017年2月4日(土)
13時30分から15時00分まで
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会場 | 大阪大学中之島センター |
主催 | 大阪大学21世紀懐徳堂、朝日カルチャーセンター |
申し込み窓口 |
朝日カルチャーセンター TEL.06-6222-5224 https://www.asahiculture.jp/nakanoshima/course/genrelist/genre?genre_id=20200000 |
問い合わせ先 |
大阪大学21世紀懐徳堂 |
日時:2017年2月4日(土)13:30〜15:00
会場:大阪大学中之島センター
受講料:1,620円
大村敬一(大阪大学大学院言語文化研究科・准教授)
カナダ極北圏の先住民イヌイトは「極北の科学者」の異名をもちます。環境の微妙な変化も見逃さない鋭い観察力、飽くなき好奇心、数世紀にわたる狩猟・漁労・採集を通じて蓄積した豊かな知識(「在来知」)、環境の変化に臨機応変に対処する柔軟な知性、どんな困難にも粘り強く取り組む忍耐力が、彼らの日常生活を支えています。イヌイトと生活を共にし、彼らの「野生の科学」が育まれるプロセスを追跡した講師が、近代科学とは異なる環境観から「人類はどこから来て、どのような存在であり、どこに向かうのか」という人類学の問いに挑戦し、地球温暖化をはじめとする地球環境変動の時代における人類の未来について考えます。
申し込みは こちら(朝日カルチャーセンター) から