大阪大学リサーチクラウドカフェ#2「スピンと光を使った量子情報処理」
- 科学・技術

最近、ビッグデータやIoTなど我々の生活を取り巻く情報の量は爆発的に増加しつつあります。その情報を効率よく、かつ安全に処理するための新しい技術の一つとして、量子力学の基本原理に基づく量子情報の研究が世界で活発に進められています。この量子情報や量子コンピュータは、これまでの技術と何が違い、どのようなことができるのでしょうか?今回、大阪大学産業科学研究所から大岩教授を招き、量子情報をわかりやすく解説していただくとともに、量子情報と量子コンピュータに必要なデバイス開発の基礎研究の現状と世界的な動向を概観し、電子の持つスピンという性質を使った量子ビットや、光と電子スピンをつなぐ量子情報のインタフェースなど最新の成果についてお話を伺います。
カテゴリ | 科学・技術 |
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日時 |
2016年11月9日(水)
19時00分から20時30分まで
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会場 | アートエリアB1(京阪電車なにわ橋駅地下1階コンコース) |
定員 | 40名 |
主催 | 大阪大学学術研究機構会議、アートエリアB1(大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪ホールディングス(株)) |
問い合わせ先 |
大阪大学産業科学研究所 総務課総務係 |
ゲスト 大岩 顕(大阪大学産業科学研究所 教授)
1999年 東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。神奈川科学技術アカデミー研究員、東京工業大学像情報工学研究施設研究員、科学技術振興機構研究者、東京大学大学院工学系研究科講師等を経て、2014年より現職。趣味はサッカー。
カフェマスター 岩崎 琢哉 大阪大学 経営企画オフィス(学術政策研究員)
参加費:無料
定員:約40名(事前の参加申込は不要です)
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ラボカフェとは?
「ラボカフェ」は、京阪中之島線"なにわ橋駅"構内のコミュニティースペース「アート エリアB1」で、大阪大学が開催しているレクチャー&対話イベント。大阪大学の教員らがカフェマスターとなり、平日夜を中心に、哲学、アート、科学技術、 鉄道、マンガ、スポーツなど、多岐にわたるテーマで、ゲストや参加者のみなさんで語り合うカフェプログラムを提供しています。
アートエリアB1とは? http://artarea-b1.jp/
京阪電車中之島線建設中の2006年から、企業・大学・NPO法人が協同して、都市空 間における駅の可能性を模索する「中之島コミュニケーションカフェ」を実施。これを継承して2008年10月19日の開業を機に、なにわ橋駅の地下1階コ ンコースに「アートエリアB1」を開設しています。ここでは様々なプログラムを実施し「文化・芸術・知の創造と交流の場」を目指しています。