大阪大学リサーチクラウドカフェ#1「蛋白質の凝集と病気」
- その他

蛋白質は私たちの自身の生命現象に深く関与している高分子の有機化合物で,多くの種類があります.通常はそれぞれの種類に固有な姿かたちに折りたたまれているのですが,この折りたたみが正常の状態を外れ,固まってしまうことを凝集といい,アルツハイマー病などとつながりがあることが次第に明らかになってきました.この凝集は何をきっかけに起きるのでしょうか.今回は大阪大学蛋白質研究所から後藤教授を招き,研究でわかったことなどをご紹介いただきます.蛋白質の振る舞いを観察し考え続けた研究者の物事の捉え方にふれることが,皆様の新たな発見のきっかけになれば幸いです.(参加無料・申込不要)
カテゴリ | その他 |
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日時 |
2016年10月12日(水)
19時00分から20時30分まで
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会場 | アートエリアB1(京阪電車なにわ橋駅地下1階コンコース) |
定員 | 40名 |
主催 | 大阪大学学術研究機構会議、アートエリアB1(大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪ホールディングス(株)) |
問い合わせ先 |
大阪大学産業科学研究所 総務課総務係 |
ゲスト 後藤祐児(大阪大学蛋白質研究所 教授)
1954年生まれ.理学博士.1973年大阪大学理学部生物学科入学,1982年同大学院理学研究科生物化学専攻修了.徳島大学医学部附属酵素研究施設,助手,大阪大学理学部生物学科,助手,助教授をへて1998年より,蛋白質研究所教授.また1986年より2年間米国カリフォルニア大学で博士研究員を務める.
カフェマスター 岩崎 琢哉 大阪大学 経営企画オフィス(学術政策研究員)
参加費:無料
定員:約40名(事前の参加申込は不要です)
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ラボカフェとは?
「ラボカフェ」は、京阪中之島線"なにわ橋駅"構内のコミュニティースペース「アート エリアB1」で、大阪大学が開催しているレクチャー&対話イベント。大阪大学の教員らがカフェマスターとなり、平日夜を中心に、哲学、アート、科学技術、 鉄道、マンガ、スポーツなど、多岐にわたるテーマで、ゲストや参加者のみなさんで語り合うカフェプログラムを提供しています。
アートエリアB1とは? http://artarea-b1.jp/
京阪電車中之島線建設中の2006年から、企業・大学・NPO法人が協同して、都市空 間における駅の可能性を模索する「中之島コミュニケーションカフェ」を実施。これを継承して2008年10月19日の開業を機に、なにわ橋駅の地下1階コ ンコースに「アートエリアB1」を開設しています。ここでは様々なプログラムを実施し「文化・芸術・知の創造と交流の場」を目指しています。