大阪大学リサーチクラウドカフェ#3「接合から考えるモノの作り方のつくりかた」
- 科学・技術

ふたつの材料や部材をつなぎ合わせることを接合といいます。接着や溶接など、私たちは材料と目的に応じた接合によってモノを作り出しています。桐原准教授は平面を接合によって重ね合わせ立体とする製造プロセスである「アディティブ・マニュファクチャリング」の専門家です。広く知られる3Dプリンターの考え方を突き詰めた先を研究しており、ナノメートルの単位で多様な物質を扱います。新たな接合を考えることは、今までの方法では作り出せなかったものを作り出せるようになる可能性に直結します。今回はモノづくりの奥に広がる「モノの作り方のつくりかた」が究極的には今どこまで来ているのかを垣間見る回です。どうぞご参加ください。
カテゴリ | 科学・技術 |
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日時 |
2016年12月7日(水)
19時00分から20時30分まで
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会場 | アートエリアB1(京阪電車なにわ橋駅地下1階コンコース) |
定員 | 40名 |
主催 | 大阪大学学術研究機構会議、アートエリアB1(大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪ホールディングス(株)) |
問い合わせ先 |
大阪大学産業科学研究所 総務課総務係 |
ゲスト 桐原 聡秀(大阪大学接合科学研究所 准教授)
1970年生まれ。工学博士。1990年茨城大学工学部金属工学科入学。1999年同大学理工学研究科修了。日本学術振興会特別研究員、大阪大学接合科学研究所、研究機関研究員、助手、助教授を経て2007年より接合科学研究所准教授。フォトニッククリスタルによる電磁波制御、三次元ナノ・マイクロ構造制御などを研究中。
カフェマスター 岩崎 琢哉 大阪大学 経営企画オフィス(学術政策研究員)
参加費:無料
定員:約40名(事前の参加申込は不要です)
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ラボカフェとは?
「ラボカフェ」は、京阪中之島線"なにわ橋駅"構内のコミュニティースペース「アート エリアB1」で、大阪大学が開催しているレクチャー&対話イベント。大阪大学の教員らがカフェマスターとなり、平日夜を中心に、哲学、アート、科学技術、 鉄道、マンガ、スポーツなど、多岐にわたるテーマで、ゲストや参加者のみなさんで語り合うカフェプログラムを提供しています。
アートエリアB1とは? http://artarea-b1.jp/
京阪電車中之島線建設中の2006年から、企業・大学・NPO法人が協同して、都市空 間における駅の可能性を模索する「中之島コミュニケーションカフェ」を実施。これを継承して2008年10月19日の開業を機に、なにわ橋駅の地下1階コ ンコースに「アートエリアB1」を開設しています。ここでは様々なプログラムを実施し「文化・芸術・知の創造と交流の場」を目指しています。