国立大学附置研究所・センター長会議第1部会シンポジウム「解き明かされる宇宙の秘密」
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- 科学・技術

今世紀に入って、宇宙の成り立ちの解明に迫るニュートリノ振動、ヒッグス粒子、重力波等の大きな発見が続いています。今回のシンポジウムでは、2015年度ノーベル物理学賞受賞者の梶田隆章・東京大学宇宙線研究所長を始めとする各界の第一人者が、宇宙の秘密を解き明かす企てで、これからどのような進展が期待されるか観測・実験・理論の3面から大胆に予測します。
カテゴリ | 科学・技術 |
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日時 |
2016年10月6日(木)
13時00分から16時00分まで
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会場 | グランフロント大阪 北館4階 ナレッジシアター |
主催 | 国立大学附置研究所・センター長会議第1部会、一般社団法人ナレッジキャピタル、株式会社KMO |
後援等 | 大阪大学21世紀懐徳堂 |
申し込み窓口 | http://kc-i.jp/activity/chogakko/kokuritsu/vol01/ |
問い合わせ先 |
大阪大学核物理研究センター庶務係 http://kc-i.jp/activity/chogakko/kokuritsu/vol01/ |
大阪大学核物理研究センターが当番となり、国立大学附置研究所・センター長会議第1部会シンポジウムを開催いたします。
10月6日(木)13:00~16:00
グランフロント大阪 北館4階 ナレッジシアター
※事前申し込みが必要です。 URLから登録願います。
【プログラム】
13:00−13:05 開会の辞 佐々木 節(京都大学基礎物理学研究所長)
13:05−13:15 歓迎挨拶 西尾章治郎(大阪大学 総長)
13:15−14:00 講演「ニュートリノ、重力波、ガンマ線」
梶田隆章(東京大学宇宙線研究所 教授・所長)
今から約100年前、宇宙線が発見され、宇宙には光では見えない高エネルギー現象があることがわかりました。このような宇宙の高エネルギー現象を理解する手段としてニュートリノ、重力波、ガンマ線の観測が近年急速に進んでいます。本講演ではこれらの観測の現状と将来についてお話しします。
14:00−14:45 講演「素粒子と宇宙」
駒宮幸男(東京大学素粒子物理国際研究センター 教授・所長)
前世紀に実験と理論の相乗作用から素粒子の「標準理論」が構築され、最後に残された質量の起源であるヒッグス粒子も発見されました。しかし「標準理論」は重力を含んでおらず、宇宙に存在する暗黒物質も暗黒エネルギーも説明できません。素粒子物理学が「標準理論」を超えて宇宙をいかに説明するかの予想を解説します。
15:00−15:45 講演「宇宙の中と外」
佐々木 節(京都大学基礎物理学研究所 教授・所長)
最近、観測技術の急速な進歩によって、宇宙開闢の謎に迫る発見が相次いでいます。 また、理論的には、宇宙は我々の宇宙だけでなく、全く異なる物理法則を持つ無数の宇宙が存在するという説が注目を集めています。この講演では、こうして分かってきた最新の宇宙像について解説します。
15:45−15:50 閉会の辞 中野貴志(大阪大学核物理研究センター長)
※事前申し込みが必要です。 URLから登録願います。