美術と戦争: 1940-50年代、日本・朝鮮・台湾
- 文化・芸術

本フォーラムでは、1940-50年代、東アジアにおける戦争と美術の関わり・表象・活動を中心に取り上げます。報告者は、1940-50年代の、①朝鮮半島における美術活動、②日本における在日朝鮮人の美術活動、③台湾の戦争画、④美術を通した戦争の記憶、について発表いたします。戦争がもたらしたものは何か、従来の戦争画研究のあり方や語りについても、美術作品・活動を通して検証します。
カテゴリ | 文化・芸術 |
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日時 |
2016年7月23日(土)
10時20分から18時00分まで
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会場 | 待兼山会館・会議室 |
定員 | 50名 |
主催 | 科研(C)「軍事主義から見る女性美術家と視覚表象」、大阪大学文学研究科日本学専攻共催 |
問い合わせ先 |
大阪大学文学研究科・北原研究室 |
■「美術と戦争フォーラム」スケジュール
12:30~12:40 趣旨説明
12:40~13:40 報告①: 金容澈(高麗大学・グローバル日本研究院)
「アジア太平洋戦争期植民地朝鮮の戦争画」
コメンテーター:喜多恵美子(大谷大学)
13:40~13:40 報告②: 白適銘(国立台湾師範大学・美術学部)
「日本統治下の台湾戦時美術ー見えない戦争とその視覚化の問題を兼ねて」
コメンテーター:ラワンチャイクン寿子(福岡アジア美術館)
14:40~15:40 報告③: 白凜(東京大学総合文化研究科)
「戦後の在日朝鮮人美術史ーグループの結成、展覧会の開催、画集の発行まで」
コメンテーター:平田由美(大阪大学研究科)
15:50~16:50 報告④: 鈴木勝雄(東京国立近代美術館)
「戦争・美術・コメモレイション」
コメンテーター:北原恵(大阪大学研究科)
16:50~18:00 全体討議(報告・コメンテーター全員)
■関連企画:院生発表会 (同日同会場、午前中開催)
10:20~10:45 中西美穂(大阪大学大学院日本学専攻)
「参加型アートはだれのもの?ー展覧会「アジアをつなぐ・境界を生きる女た
ち 1984-2012」関連企画アルマ・キントのワークショップを中心に」
10:45~11:05 陣内惠梨(同)
「神功皇后の視覚表象ー時代・場面・衣装から見る女神像の変遷」
11:05~11:30 徐潤那(同)
「額縁を出てスライドへー富山妙子の表現と1970年代韓国」