サイエンスカフェ・オンザエッジ ー免疫治療最前線 ワクチン×アジュバント開発

  • place 吹田キャンパス
  • 医療・健康
サイエンスカフェ・オンザエッジ   ー免疫治療最前線 ワクチン×アジュバント開発

大阪大学いちょう祭のイベントとして、サイエンスカフェ・オンザエッジ「免疫治療最前線 ワクチン×アジュバント開発」を開催します。今回の話題提供者は、IFReCの黒田悦史准教授(ワクチン学)です。ワクチンの歴史や、アジュバントの開発、未来のワクチンについて の最新の研究内容をわかりやすく解説します。

カテゴリ 医療・健康
日時 2016年5月1日(日) 14時00分から15時30分まで
会場 テクノアライアンス棟1階アライアンスホール
主催 大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC)
後援等 大阪大学21世紀懐徳堂
問い合わせ先 大阪大学免疫学フロンティア研究センター(企画室:津村/清水)
http://www.ifrec.osaka-u.ac.jp/jpn/activities/20160301-0121.htm

人類はワクチンを創り出すことに成功しました。 ジェンナーの種痘に始まり、予防接種によって多くの人の命が感染症から守られています。 しかし科学の世界では、なぜワクチンが効くのか、細かい分子のレベルまではまだ説明ができていません。

ワクチンの作用の全貌を分子レベルまで解明できれば、ワクチンの改良や効果的なワクチンの設計が可能になります。

今回のサイエンスカフェでは、ワクチンについて今わかっている最前線の話題をご紹介します。 また、ワクチンの効き目に欠かせない「アジュバント」という物質についても説明します。 アジュバントの語源はラテン語の「Adjuvare (助ける)」、まさに助っ人としてワクチンの働きを支える存在です。

さらに、最先端の免疫学ではワクチンとアジュバントのコラボレーションで新しいワクチンを創り出そうとしています。新しいワクチンは感染症だけでなく、他の病気の予防や治療への応用にも期待が高まっています。そんな未来のワクチンの開発についてもお伝えします。

◆ゲスト:黒田 悦史 (くろだ えつし, Ph.D.)
大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC) 准教授。
九州工業大学情報工学部卒業、産業医科大学大学院修了。博士。
産業医科大学助手、講師、British Colombia大学がん治療センター博士研究員を経て、2012年より現職。
研究テーマは新規アジュバントの開発研究。

◆聞き手:津村 明子 / 大阪大学免疫学フロンティア研究センター(IFReC) 助教

◎お問い合わせは、免疫学フロンティア研究センター企画室(rpmo☆ifrec.osaka-u.ac.jp(☆を@に変換))宛に、件名を「いちょう祭サイエンスカフェ」と明記のうえ、ご連絡ください。

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