未来を拓く植物バイオのチカラ 〜 授業と科学実験で学ぶ、遺伝子組換え植物 〜
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- 科学・技術

植物バイオと遺伝子組換え植物についての理解を深めることを目的に、一般(中学生以上)および教育関係者(学校教諭など)を主な対象として、シンポジウムを行ないます。大学と企業の一線の研究者による講演に加え、遺伝子組換え植物を用いた科学実験を実演します。さらに、遺伝子組換えフルーツのパパイヤの試食も予定しています。植物バイオテクノロジーの主要な成果のひとつである、遺伝子組換え植物は、農業生産性の向上、新しい園芸品種の作出、また植物体内での物質生産など、人間社会に恩恵をもたらします。実際日本では、海外から輸入された遺伝子組換え植物が、たくさん消費されています。しかし、新しい技術を用いて開発された植物に対して、生態系への拡散の不安、および食品として摂取することへの安全性への不安などから、日本では一部において未だに肯定的に受け入れられていません。原因のひとつに、遺伝子組換え技術を含めた植物バイオテクノロジーについての知識不足・理解不足が考えられています。そこで、植物バイオの研究やその技術について、さらにそれによって生み出される植物について、市民が理解を深め、また子ども達にとっては将来、植物科学者を目指したくなるような情報提供を目的に、シンポジウムを開催します。
カテゴリ | 科学・技術 |
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日時 |
2016年2月11日(木)
14時00分から18時00分まで
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会場 | 大阪富国生命ビル4階 テラプロジェクト・まちラボ(大阪市北区小松原町2−4) |
定員 | 40名 |
主催 | 日本学術振興会植物バイオ第160委員会・一般財団法人大阪大学産業科学研究協会・一般社団法人テラプロジェクト(共催) |
後援等 | 一般社団法人まちラボ産学技術ユニオン |
申し込み期限 | 2016年2月3日(水) |
問い合わせ先 |
大阪大学産業科学研究所 新産業創成研究部門 知的財産研究分野 (担当:木村) http://thera-projects.com/news/?c=zoom&pk=124 |
市民参加シンポジウム
「未来を拓く植物バイオのチカラ」 ~ 授業と科学実験で学ぶ遺伝子組換え植物 ~
■と き: 平成28年2月11日 (木・祝) 14:00~18:00(開場13:45)
■ところ:大阪富国生命ビル4階 テラプロジェクト・まちラボ(〒530-0018 大阪市北区小松原町2-4)
※ 参加者は一般(中学生以上)を対象とし、学校の教員・職員の方のご参加を歓迎します。
■ プログラム ■
【講演】 14:00 ~ 15:40 (敬称略)
「植物のふしぎ!」 小林 昭雄(大阪大学)
「ノーベル賞もびっくりぽん!~パン酵母で植物の薬用成分をつくる」 村中 俊哉(大阪大学)
「トマトとナスのあれこれ」 小泉 望(大阪府立大学)
「不可能を可能にした青いバラ」 田中 良和(サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社)
【植物バイオ実験】 16:00 ~ 18:00
「レインボーパパイヤを食べてみよう!」
「青いバラから色と香りをとり出そう!」
実習担当:田中 良和・川上 茂樹(一般社団法人テラプロジェクト)・木村 泰裕(大阪大学)
【質問コーナー】
※プログラムは変更する場合があります。詳細は チラシ をご覧ください。
※本シンポジウムは、日本学術振興会 植物バイオ第160委員会の社会情報発信事業(代表者 大阪大学名誉教授 小林昭雄)の一環として、一般財団法人大阪大学産業科学研究協会および一般社団法人テラプロジェクトと共催で行なわれます。
お誘い合わせの上、ぜひご参加ください。