第9回 大阪大学専門日本語教育研究協議会 -専門日本語教育におけるIT活用の可能性-

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  • place 吹田キャンパス
  • 語学
第9回 大阪大学専門日本語教育研究協議会 -専門日本語教育におけるIT活用の可能性-

国際教育交流センターでは、2016年2月16日(火)に、IC Hall 2階 講義室5&6 において 「第9回専門日本語教育研究協議会」を開催いたします。今回は、「専門日本語教育におけるIT活用の可能性」と題して、講演や報告を行い、全体討論を行います。

カテゴリ 語学
日時 2016年2月16日(火) 13時00分から16時55分まで
会場 大阪大学IC ホール 2階 講義室5&6
定員 80名
主催 大阪大学国際教育交流センター
申し込み期限 2016年2月8日(月)
問い合わせ先 フロントスタッフ

http://www.ciee.osaka-u.ac.jp/news/20160112.html

会場準備の都合上、オンラインでの事前申し込みを お願いいたします。

ご参加を希望される場合は、 参加申し込みフォーム に必要事項をご入力いただきますようお願い申し上げます。

背景および趣旨

これまで専門日本語教育研究協議会においては、研究留学生に対する専門日本語教育に関連したテーマを種々扱ってきました。議論の枠としては、ライティングのようにスキルに特化したものや、日本語のレベル評価に焦点をあてたもの、キャリア形成や社会への橋渡しの観点から大学での教育を広く捉え直したものなど、多岐にわたっています。

そのような過程を経て、今回の協議会においては、これまで特に重点的には取り扱われていなかった、専門日本語教育におけるITを活用した学習や教育の方法を主要なテーマとし、昨今著しい発達を遂げている多様なITの活用について広く知見を共有し、今後の教育現場への還元が行える議論を展開したいと考えています。

具体的には、まずWebデザイナーとして活躍する一方で、教育現場へのITサポートとして「NIHONGO e-な」「日本語でケアナビ」など様々なコンテンツ制作やアドバイスも行ってこられた角南北斗氏に、「これが教師の生きる道? —スマホ時代のことばと学習—」と題し、専門日本語教育におけるIT利用について、デジタル・ネイティブと呼ばれる学習者における「ことば」や「学習」のパラダイムシフトに対応するという観点から講演をお願いします。続くHodošček Bor氏には、本学大学院言語文化研究科着任以前より共同開発を進めてこられた「あすなろ」「ナツメグ」など「 Hinokiプロジェクト 」の教育・学習支援についてお話しいただきます。さらに、国際教育交流センターの難波康治准教授からは、これまで取り組んできた種々のIT利用の日本語教育実践とともに、学習者支援システムOkiniをご紹介いたします。

以上の講演の後、専門日本語教育におけるIT活用の可能性を考える全体討論を展開する予定です。全体討論では、本協議会参加者がそれぞれの教育現場でのIT活用やさまざまな実践、その応用について問題点や課題を共有し、議論の結果が、今後の教育実践の充実とさらなる研究の推進の一助となることを願っています。

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