人道危機に立ち向かう 現場で求められるリーダーシップとは
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一刻を争う人道危機の現場で何が必要なのか。内戦から逃れる避難民や自然災害で住居を失った人々を支援するにはどうしたらいいのか。本セミナーでは、30年以上にわたり国連で人道支援、開発援助で活躍され、ボスニア、カンボジア、スーダンで緊急支援の指揮をとってこられた忍足謙朗氏と、外務省、国連で人間の安全保障を推進され、国連に関心のある専門家や学生が参画している国連フォーラムの共同代表を務められている田瀬和夫氏をお招きし、人道危機の現場や支援の在り方、グローバルな場で必要とされるリーダーシップ・スキルについて、対談形式でご議論いただきます。
カテゴリ | その他 |
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日時 |
2015年11月6日(金)
18時00分から19時30分まで
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会場 | 大学会館 講堂 |
主催 | 大阪大学グローバルコラボレーションセンター(GLOCOL) |
問い合わせ先 |
大阪大学グローバルコラボレーションセンター http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/151106.html |
講師:忍足謙朗(元国連世界食糧計画(WFP)アジア地域局長)
田瀬和夫(国連フォーラム共同代表、デロイトトーマツコンサルティング執行役員
参加:無料、要事前申し込み
講師紹介
国連世界食糧計画(World Food Programme - WFP)元アジア地域局長。
30年以上にわたり国連に勤務し、人道支援、開発支援の現場で活躍。WFPではボスニア紛争、コソボ紛争などの紛争地、内戦時代のカンボジア、スーダン共和国等で大規模な緊急支援の指揮をとる。2009年から2014年、WFPアジア地域局長を務め、アジア14か国の支援の総責任者となる。この道のリーダー的存在として国内外で評価され、2006年にTBS「情熱大陸」、2014年にはNHK「プロフェッショナルー仕事の流儀」に出演。2015年から日本国内での活動を開始、国際協力に興味を持つ若い世代の育成や、防災・緊急支援分野で貢献していこうと考えている。
国連フォーラム共同代表、デロイトトーマツコンサルティング執行役員。
日本経済と国際機関・国際社会の「共創」をテーマに、企業の世界進出を支援し、人権デュー・デリジェンスをはじめとするグローバル基準の標準化、企業のサステナビリティ強化支援を手がける。1992年外務省に入省し、国連政策・人権人道・アフリカ開発・国際機関拠出金・人間の安全保障、緒方貞子氏の補佐官などを担当したのち、2004年より10年間国際連合人道問題調整部人間の安全保障ユニット課長。大阪大学大学院国際公共政策研究科招へい教授。