様々なメディア空間や制度機構から社会生活の場へと行為を展開させた芸術家、クリストフ・シュリンゲンジーフ。本企画は彼の作品に特徴的な《声》が聞かれる場に注目し、伝説的アクション / パフォーマンス作品の記録映画を鑑賞した後、地域でコモンな場づくりに携わるファシリテーター企画により、記録を囲んで新たに《声》をめぐらせる場づくりを試みます。
ゲスト:
本間直樹(大阪大学CSCD教員、文学研究科兼任)
カフェマスター:
古後奈緒子(大阪大学文学研究科助教)
主 催:
大阪大学文学研究科「劇場・音楽堂・美術館等と連携するアート・フェスティバル人材育成事業」〈声なき声、いたるところにかかわりの声、そして私の声〉芸術祭III
共 催:
大阪大学コミュニケーションデザイン・センター、大阪大学国際公共政策研究科稲盛財団寄附講座、大阪大学総合学術博物館
協 力:
ウルリケ・カウフマン、フェスティバル/トーキョー、ahoimedia、filmgalerie 451、『FREAKSTARS3000』字幕翻訳プロジェクト
「ラボカフェ」は、京阪中之島線"なにわ橋駅"構内のコミュニティースペース「アートエリアB1」で、大阪大学が開催しているレクチャー&対話イベント。大阪大学の教員らがカフェマスターとなり、平日夜を中心に、哲学、アート、科学技術、鉄道、マンガ、スポーツなど、多岐にわたるテーマで、ゲストや参加者のみなさんで語り合うカフェプログラムを提供しています。
京阪電車中之島線建設中の2006年から、企業・大学・NPO法人が協同して、都市空間における駅の可能性を模索する「中之島コミュニケーションカフェ」を実施。これを継承して2008年10月19日の開業を機に、なにわ橋駅の地下1階コンコースに「アートエリアB1」を開設しています。ここでは様々なプログラムを実施し「文化・芸術・知の創造と交流の場」を目指しています。