シンポジウム「超高齢社会のなかで認知症を生きる」

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シンポジウム「超高齢社会のなかで認知症を生きる」

「認知症を生きる」ことについて、皆さんと一緒に考えたいと思います。

カテゴリ 医療・健康
日時 2015年2月28日(土) 13時00分から17時00分まで
会場 大阪大学中之島センター 講義室507(大阪市北区中之島4-3-53)
定員 72名
主催 「ケアの臨床哲学」研究会
申し込み期限 2015年2月27日(金)
問い合わせ先 「ケアの臨床哲学」研究会

http://www.let.osaka-u.ac.jp/~cpshama/clph-care/clph-care.htm

認知症800万人時代、と言われる。65歳以上の高齢者のうち認知症の人は15%。その数は、日本全国で462万人にのぼる。それに、軽度認知障がいと呼ばれる予備軍を含めれば、800万人を超す、と言うのです。親がすでに認知症という方も、いずれは自分も認知症になるかもしれないという方もいるでしょう。ひとごとではありません。それでいて、医療も薬物療法も、進行を抑えることはできても、根本的な治療はできないらしい。それでも、中核症状に根本的な治療がなくとも、周辺症状はケアの仕方と環境によって改善されるようです。最近「ユマ二チュード」と呼ばれる認知症ケアがフランスから輸入、紹介されています。しかし、振り返ってみると、これまでにもパーソンセンタード・ケアとかディグニティ・セラピーとかヴァリデーションとか、いろんな認知症ケアの方法と考え方が海外から輸入、紹介されてきていますが、いずれも一時期の流行だったような気もします。また、2004年の国際アルツハイマー病協会国際会議・京都に、『私は誰になっていくの?』の著者クリスティーン・ブライデンさんが参加して以来、認知症の人が内面世界を語ることも広まり、認知症の人の「当事者研究」も行われるようになっています。「認知症を生きる」ことについて、皆さんと一緒に考えたいと思います。

シンポジスト

1)中西 栄子(認知症当事者)・ 河合 雅美(中西栄子の娘)「今、認知症とはつらつと生きる」
2)岩崎 恵美(医療法人神戸健康共和会ケアセンターみやまち、認知症看護認定看護師)「認知症の人の理解とケアの実際」
3)松本 善則(亀岡市地域包括支援センター あゆみ センター長)「地域で支える認知症」

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