大阪大学×大阪ガス「アカデミクッキング」vol.57「台所から世界を変える/食べる/考える 大英帝国プディングとローストビーフ」
- 文化・芸術

大阪大学21世紀懐徳堂と大阪ガス株式会社は、「専門分野の講義」とそれにちなんだ「料理実習・試食」を通して実践的に教養を深める、新しいタイプの講座・「アカデミクッキング」シリーズを開講しています。料理をきっかけに新たな学びのスタイルを提案する本講座の57回目は、大阪大学大学院文学研究科の橋本順光准教授が登場です。ぜひご参加ください!
カテゴリ | 文化・芸術 |
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日時 |
2015年3月24日(火)
18時30分から21時00分まで
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会場 | 大阪ガスクッキングスクール千里 |
定員 | 28名 (定員を超えた場合は抽選) |
主催 | 大阪大学21世紀懐徳堂、大阪ガス株式会社 |
後援等 | 協力/大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室 |
申し込み期限 | 2015年2月24日(火) |
申し込み窓口 |
06-6871-8561 https://www.og-cookingschool.com/school/class.aspx?category=48§ion=5 |
問い合わせ先 |
大阪大学21世紀懐徳堂 http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/academicooking/info |
「この砂糖は、奴隷が作ったものではありません」と書かれた砂糖が、約200年前のイギリスで売られていました。奴隷制を廃止したイギリスは、植民地で作った砂糖にそんなコピーをつけたのです。料理の評判が芳しくないイギリスですが、フェアトレードや食育の原点はイギリスにあります。海の彼方の生産者や国内業者が潤う食材を選び、台所から世界を考える。そんなことが、時に味よりも大事だったのです。
「大英帝国プディング」はその究極の例です。世界中の植民地から材料を一品ずつ選び、それを混ぜ合わせます。1920年代に大英帝国を象徴するお菓子として宣伝されました。今回、大英帝国プディングを、このような公開講座においてはおそらく日本で初めて再現します。もちろん美味しい料理もあります。今回一緒にいただくローストビーフは、イギリスを象徴する料理です。帝国イメージと比較しながら、そんな由来もいっしょに考えたいと思います。
・日時/2015年3月24日(火)18:30〜21:00
・ 講師/ 橋本 順光(大阪大学大学院文学研究科・准教授)
・定員/28名(申込多数の場合は抽選)
・対象/どなたでも(15歳以上)
・課題料理/ 「イギリス風・台所から世界を考える料理」(大英帝国プディング、ローストビーフ)
・受講料/2,100円(税込)
・申込受付期間/2月1日(日)~24 日(火)(web 受付は2月1日(日)21:00 〜、電話による受付は2月9日(月)11:00〜)申込多数の場合は抽選の上、当選の方にのみ、2月26 日(木)からご案内を発送します。
・申込先/大阪ガスクッキングスクール千里
TEL. (06)6871-8561 電話・店頭の受付時間9:00~17:30(祝・その他指定日除く)、
web受付 https://www.og-cookingschool.com/