「物質の起源を考える ~クォークからの挑戦~」

  • place その他
  • 科学・技術
「物質の起源を考える ~クォークからの挑戦~」

われわれや地球を構成する物質が持つ質量の殆どはハドロンと呼ばれる陽子や中性子の持つ質量です。ところがハドロンを構成する素粒子クォークは本来非常に軽く、どのようにして軽いクォークが重いハドロンを形作るのかは謎で、日夜研究が続けられています。高エネルギー加速器研究機構(KEK)のBファクトリー実験を中心に続々と発見されている新種のハドロン粒子の実験結果は、従来の理論(クォーク模型)では説明できない新しい現象で、その謎を解く鍵を与える可能性があるものとして注目を集めています。本講演会では、実験を理論研究の最新成果について、わかりやすく説明を行います。講演会後には、実験装置のデモンストレーションや、研究者を直接語り合い、研究を身近に感じていただける場としてサイエンスカフェを開催します。

カテゴリ 科学・技術
日時 2014年12月7日(日) 14時00分から17時30分まで
会場 ナレッジシアター(グランフロント大阪ナレッジキャピタル4F)
主催 文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究「多彩なフレーバーで探る新しいハドロン存在形態の包括的研究」
申し込み窓口 http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~quark/
問い合わせ先 大阪大学核物理研究センター長 中野貴志 教授

http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~quark/

対象:中高生・一般向け

【講 演 者】

飯嶋 徹 (名古屋大学 素粒子宇宙起源研究機構 教授)

「物質の起源を考える ~クォークとハドロンの世界~」

宮林 謙吉 (奈良女子大学研究院 自然科学系 准教授)

「風変わりな仲間たちをさがす ~クォークのカルテットやダブルデートの探索~」

保坂 淳 (大阪大学 核物理研究センター 教授)

「クォークからの挑戦 ~閉じ込められた粒子の追跡~」

【主   催】

文部科学省科学研究費補助金 新学術領域研究「多彩なフレーバーで探る新しいハドロン存在形態の包括的研究」

【共   催】
大阪大学核物理研究センター
奈良女子大学
名古屋大学
高エネルギー加速器研究機構

理化学研究所

【参加登録】
下記URLから事前登録が可能(登録確認メールと引き換えで特製クリアファイルを進呈)

http://www.rcnp.osaka-u.ac.jp/~quark/

【本件に関する問い合わせ先】
大阪大学 核物理研究センター長
中野 貴志 教授
TEL:06-6879-8900
FAX:06-6879-8899
E-mail:nakano@rcnp.osaka-u.ac.jp

ページトップへ