地域高齢者を対象として健康長寿調査第1回成果報告会

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地域高齢者を対象として健康長寿調査第1回成果報告会

老化や高齢期の研究を行っている方、これから研究を始めようと考えている方、老年学に興味のある学生、そして老年期に関して学びたい一般の方もどうぞ奮ってご参加ください。

カテゴリ 医療・健康
日時 2014年8月23日(土)から2014年8月24日(日)
会場 8/23 伊丹市立生涯学習センター ラスタホール 8/24 和田山ジュピターホール
定員 8/23 300名 8/24 800名
主催 大阪大学老年学研究会
後援等 共催:慶応義塾大学医学部百寿総合研究センター、東京都健康長寿医療センター研究所、大阪大学大 学院人間科学研究科  協力:大阪大学21 世紀懐徳堂
問い合わせ先 大阪大学大学院人間科学研究科 臨床死生学・老年行動学研究室

老年学は様々な研究領域の研究者が共同し、老化、高齢者、高齢社会のことを解明する研究分野です。
大阪大学でも今後の長寿社会を見据え、老年学の研究を推進しようという機運が生まれ、2013年に部局横断的組織として老年学研究会を組織しました。
この度、人間科学研究科、医学系研究科、歯学研究科を中心とした、3年間の調査の成果報告会を開催します。この研究は東京都健康長寿医療センター研究所、慶應義塾大学と連携し、地域在住高齢者を対象に、健康長寿を達成するための条件を探索することを目的としています。

すでに、老化や高齢期の研究を行っている方、これから研究を始めようと考えている方、老年学に興味のある学生、そして老年期に関して学びたい一般の方もどうぞ奮ってご参加ください。

発表1:SONIC3年間の概要

報告者:権藤 恭之(人間科学研究科臨床死生学・老年行動学研究室)

本調査は、人間が年をとるということはどういうことなのか、健康で長生きされる人はどのような特徴があるのか。という2つの疑問を明らかにするために計画されました。20年継続する予定で、2010年から全国4つの地域で調査を実施しています。今回は、これまでの調査の進捗状況と心理面での幾つかの興味深い結果についてご紹介いたします。
発表2:身体機能・病気と老化・長寿

報告者:神出 計(医学系研究科保健学専攻総合ヘルスプロモーション科学)

健康寿命とは大病をせず、自立して元気に日常生活を過ごせる期間のことを言います。我が国は平均寿命とならんで健康寿命も世界の最上位にランクされています。いっさい怪我をせず病気にならなければ健康寿命は長くなりますが、老化を止めることはできません。今回は医学的な側面から老化によって起こって来る病気についての結果をご紹介いたします。
発表3:歯と健康長寿

報告者:池邉 一典(顎口腔機能再建学講座 有床義歯補綴学・高齢者歯科学分野)

家族や友人と楽しく会話し、美味しい物を食べることは、生活を豊かにし、健康維持にも重要です。歯科治療は、その食べることを回復する医療として重要な役割を担っています。しかし、食物を噛んで飲み込める状態にする機能、すなわち「咀嚼」は、高齢になると衰えることが多く、また、その個人差も大きいとされています。
今回は歯の状態、歯と食生活や全身の健康との関係についてご紹介いたします。

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