第8回比較行動学研究セミナー 「霊長類のコミュニケーションの進化」
- 科学・技術

比較行動学とは、霊長類や哺乳類などヒト以外の動物の行動研究を通して、ヒトの行動や生活史の生物学的理解を目指す学問分野です。今回のセミナーでは、様々な霊長類の音声コミュニケーションを比較することで、ヒトの進化の道筋を考えます。
カテゴリ | 科学・技術 |
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日時 |
2013年11月14日(木)
13時30分から15時30分まで
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会場 | 大阪大学 人間科学部 本館32講義室 |
主催 | 大阪大学大学大学院 人間科学研究科 附属比較行動実験施設 |
問い合わせ先 |
大阪大学大学大学院 人間科学研究科 附属比較行動実験施設 山田一憲 http://ethology-osaka.tumblr.com/post/63720700729/8 |
発表者:香田啓貴(京都大学 霊長類研究所 行動神経研究部門)
題目:霊長類のコミュニケーションの進化
日時:2013年11月14日(木)13時30分-15時30分
場所:大阪大学人間科学部 本館32講義室
霊長類のコミュニケーションの進化について、行動学的な視点から研究を紹介します。霊長類は、さまざまな種が存在し、それに応じた多様な社会が存在しています。同じく、コミュニケーションのパターンも多様性を持っています。種間で共通するようなコミュニケーションのパターンを分析して、なぜそういった収斂がみられるのか、あるいは種間・種内で異なったパターンがみられる場合は、その多様化の原因を探るアプローチについて紹介します。そういった議論を繰り返し、ヒトも含めた霊長類種それぞれが持つコミュニケーションの様相がどのように生み出されてきたのかを議論をしていきたいと思います。
【 このセミナーはどなたでも、事前登録なしで、自由に参加して頂けます 】