大阪大学×大阪ガス アカデミクッキングvol.35「『おとなの味』ができるのは?~食べ物の好き嫌いを決めるもの」
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- 科学・技術

大阪大学21世紀懐徳堂と大阪ガス株式会社は、「専門分野の講義」とそれにちなんだ「料理実習・試食」を通して実践的に教養を深める、新しいタイプの講座・「アカデミクッキング」シリーズを開講しています。料理をきっかけに新たな学びのスタイルを提案する本講座の35回目は、人間科学研究科・志村教授が登場です。ぜひご参加ください!
カテゴリ | 科学・技術 |
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日時 |
2013年7月26日(金)
18時30分から21時00分まで
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会場 | 大阪ガスクッキングスクール千里 |
主催 | 大阪大学21世紀懐徳堂、大阪ガス株式会社 |
申し込み期限 | 2013年6月19日(水) |
申し込み窓口 |
大阪ガスクッキングスクール千里 https://www.og-cookingschool.com/school/lesson.aspx?category=48§ion=5&class=213000430&other_section=5 |
誰しも、好物や苦手の食べ物が一つや二つはあります。辛党を自認して「甘いもの
なんか…」と豪語するオジさんでも、実はどら焼きが大好物だったりします。子どもの頃には苦くてとても飲めなかったコーヒーが、いつの頃からか病みつきになったり、というような話は多くの人が実感するところでしょう。ではなぜ食べ物の好き嫌いができるのでしょうか?
食べ物には、味やニオイ、見かけ、温度、舌触り・噛みごたえ・喉ごしのような食感、等々さまざまな性質があります。中でも味の情報は、口に入れた食べ物を呑み込むかどうかを決める最も重要なサインになっています。本講座では、味の好き嫌いの成り立ちについて、①生まれつきの部分、 ②からだの栄養状態による部分、 ③食経験によって変わる部分、の3 つの過程に分け、脳の働きの違いを説明します。「おとなの味」が一人ひとり異なることを、再発見していただければと思います。
・日時=2013年7月26日(金)18:30~21:00
(18:30〜講義、19:30〜料理実習、20:30〜試食+質疑応答)
・定員・対象=24名・15歳以上どなたでも (申込多数の場合は抽選)
・課題料理=薬味たっぷり!大人の和風イタリアン(ミョウガと大葉が香るアボカドとトマトの冷製パスタ、アジのフリットワサビソース、ナスとパプリカのマリネ)
・受講料/2,000円(税込)
・申込方法/
申込受付期間は、6 月1 日(土)~19 日(水)
6月1 日(土)21:00 よりweb 受付開始、6月6 日(木)11:00 より電話・店頭受付開始
※申込多数の場合は抽選の上、お申込みいただいた方全員に、6月21 日(金)から順次、郵便またはメールにて当落をお知らせします。
・申込先:大阪ガスクッキングスクール千里 TEL. (06)6871-8561電話・店頭の受付時間9:00~17:30(月・祝・その他指定日除く)、インターネット https://www.og-cookingschool.com/school/lesson.aspx?category=48§ion=5&class=213000430&other_section=5
・講師=志村 剛(大阪大学大学院人間科学研究科・教授)
人間や動物の行動を方向づける動機づけ(モティベーション)が、脳のどのような仕組みに基づいて生じるのか、食行動をメインテーマとして調べている。学生時代からずっと大阪大学に在籍しているが、約20 年前にチョコレートで有名な米国の田舎町の留学先で始めた味覚研究がベースになっている。勿論、チョコレートは大好き。
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