大阪大学×大阪ガス アカデミクッキングvol.41「こまった時には自分を食べる? ~タコもびっくりオートファジー」
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- 医療・健康

大阪大学21世紀懐徳堂と大阪ガス株式会社は、「専門分野の講義」とそれにちなんだ「料理実習・試食」を通して実践的に教養を深める、新しいタイプの講座・「アカデミクッキング」シリーズを開講しています。料理をきっかけに新たな学びのスタイルを提案する本講座の41回目は、医学系研究科・吉森保教授が登場です。ぜひご参加ください!
カテゴリ | 医療・健康 |
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日時 |
2013年12月26日(木)
18時30分から21時00分まで
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会場 | 大阪ガスクッキングスクール千里 |
定員 | 24名(15歳以上)※申込多数の場合は抽選。※2012年11月と同じ内容につき、本講座を初めて受講される方の申し込みを優先します。 |
主催 | 大阪大学21世紀懐徳堂、大阪ガス株式会社 |
後援等 | 協力:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室 |
申し込み期限 | 2013年11月21日(木) |
申し込み窓口 |
大阪ガスクッキングスクール千里 https://www.og-cookingschool.com/school/class.aspx?category=48§ion=5 |
大阪大学×大阪ガス「アカデミクッキング」vol.41「こまった時には自分を食べる?~タコもびっくりオートファジー」
ほんとうかうそか知りませんが、タコはいざとなると自分の足を食べるという説があります。人間、いくらおなかがすいても、自分のからだを食べるようなことはありません。しかし、我々の体の中の細胞は、飢餓状態におちいると、「オートファジー(自食作用)」という作用で、自分で自分を食べているのです。
最近では、単に栄養を補給するだけでなく、古くなった細胞内の「部品」をリサイクルする、侵入してきた病原菌をやっつけるなど、オートファジーは「細胞内消化システム」として、我々の生命を維持するためにものすごく重要であることがどんどんわかってきました。(注)
オートファジーの研究は日本発といってもいい分野ですが、その言葉はギリシャ語が起源で、オートは自分、ファジーは食べる、を意味します。
今回は、自食つながり、ギリシャつながりで、オートファジーのわかりやすいお話とギリシャ風タコ料理です。あたらしい研究分野であるオートファジーを学びながらおなかをすかせて、自分じゃなくてタコをいっしょに食べましょう!
・講師=吉森 保(大阪大学大学院医学系研究科・教授/同大学院生命機能研究科・教授)
・日時=2013 年12月26 日(木)18:30~21:00
(18:30~講義、19:30~料理実習、20:15~試食+質疑応答)
・定員・対象= 24名・15歳以上どなたでも (定員を超えた場合は抽選)
・課題料理=地中海風料理タコづくし(ギリシャ風タコのパスタ、タコとバジルのマリネ、タコのフリッター)
・受講料:2,000円(税込)
・申込方法/
申込受付期間は、11月1 日(金)~20 日(水)
11月1 日(金)21:00 よりweb 受付開始
11月7 日(木)11:00 より電話・店頭受付開始
※申込多数の場合は抽選の上、お申込みいただいた方全員に、11月22 日(金)から順次、郵便またはメールにて当落をお知らせします。
・申込先:大阪ガスクッキングスクール千里
TEL. (06)6871-8561電話・店頭の受付時間9:00~17:30(月・祝・その他指定日除く)
インターネット https://www.og-cookingschool.com/school/class.aspx?category=48§ion=5
(注)本研究の一部は、独立行政法人科学技術振興機構(JST) 戦略的創造研究推進事業チーム型研究(CREST)「生体恒常性維持・変容・破綻機構のネットワーク的理解に基づく最適医療実現のための技術創出」研究領域(研究総括:永井良三/自治医科大学学長)における研究課題「恒常性維持機構オートファジーに着目した栄養素過剰摂取に起因する疾患の原因解明と治療法確立」(研究代表者:吉森保、研究期間:2012 年度~)の支援を受けて行われたものです。
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