レクチャーコンサート「ハプスブルク周縁の響き」

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レクチャーコンサート「ハプスブルク周縁の響き」

大阪大学文学研究科では、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター、大阪大学国際公共政策研究科等と共催で、人材育成プログラム「劇場・音楽堂・美術館等と連携するアート・フェスティバル人材育成事業 -〈声なき声、いたるところにかかわりの声、そして私の声〉芸術祭-」を本年9月から実施しています(助成:文化庁「大学を活用とした文化芸術推進事業」)。2014年1月26日(日)には、ベーゼンドルファー1920を囲んで聴く、レクチャーコンサート「ハプスブルク周縁の響き」が大阪大学会館講堂にて開催されます。皆様のお越しをお待ちしております。

カテゴリ 文化・芸術
日時 2014年1月26日(日) 14時00分から16時00分まで
会場 大阪大学会館講堂
定員 300名(受講生/一般 )(入場無料) 未就学児童入場不可
主催 大阪大学文学研究科
後援等 平成25年度文化庁「大学を活用した文化芸術推進事業」
申し込み期限 2014年1月23日(木)
問い合わせ先 大阪大学文学研究科アート・フェスティバル人材育成事業

http://koefes.org/concert/

お申込み先: 申込フォーム

Eメールでのお申し込みの場合、①氏名②電話番号③参加人数を明記してください。

申込締切:2014年1月23日(木)20:00 ◎先着順、定員に達し次第締切いたします。

出演:北住 淳(ピアニスト/愛知県立芸術大学教授)
筒井はる香(音楽学者/同志社女子大学・神戸女学院大学講師)
伊東信宏(音楽学者/大阪大学大学院文学研究科教授)

※チラシは こちら から

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大阪大学が所有するベーゼンドルファー社1920年製のピアノを中心にしたレクチャー・コンサート。

この楽器を生んだウィーンという都市が、ウィーンっ子だけではなく、ハプスブルクの周縁部からの
上京者たちから出来上がっていたのと同じように、この楽器で奏でるに相応しい音楽は、ウィーン
生まれのものだけではなく、ハンガリーやチェコやポーランドの要素をも含みこんだものでした。
新たに音楽の担い手、聞き手になった新興の市民たちは、民族的/民俗的要素を含んだ、より
分かりやすい音楽を求め、それが19世紀の音楽の在り方を変えていきます。
今回の演奏会では、そんな観点からのお話もまじえて19世紀ピアノ音楽を辿ります。演奏は、
東欧音楽に造詣が深く、数々の伝説的名演を生んできたピアニスト、北住淳さん。また、ピアノの
歴史について博士論文をまとめた筒井はる香さんには、ベーゼンドルファー社の歴史も語って
もらいます。
(大阪大学大学院文学研究科教授 伊東信宏)

【プログラム】

シューベルト:『楽興の時』より
F. Schubert: From ´Moments musicaux´ Op.94, D.780
シューマン:『色とりどりの小品』より
R. Schumann: From ´Bunte Blatter´ Op.99
メンデルスゾーン:『無言歌集』第4巻より「民謡」
F. Mendelssohn: "Volkslied", ´Lieder ohne Worte´ Heft 4, Op.53
ショパン:ポロネーズ 変ロ短調「告別」 KK IV a/5
F. Chopin: F. Chopin: Polonaise, b-moll "Adieu a G. Kolberg", KK IV a/5
ショパン:マズルカ Op.7-1
F. Chopin: Mazurka op.7-1
リスト:「ノルマ」の回想
F. Liszt: Re´miniscences de ´Norma´

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11月30日(土)に開催されたワークショップの模様は こちら からご覧ください。

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