公開シンポジウム「続 男もつらいよ —夫源病の著者と語る男のいきづらさ」

  • place 中之島センター
  • 医療・健康
公開シンポジウム「続 男もつらいよ —夫源病の著者と語る男のいきづらさ」

今回のフォーラムは、男性の生き方について考えます。学校教育現場から、職業活動、家庭生活、さらに退職後の生活に至るまで、従来の男性の生き方はますます難しくなっています。見渡せば、世の中で問題となる事象の原因の大半は男であります。欧米では、1990年代から男の子問題や、男性の健康問題が頻繁に取り上げられ、いまや大きな社会運動になりつつあります。世界でも突出した超高齢社会に突入する日本において、不思議にもこの話題はあまりとりあげられてきませんでした。フォーラムでは、今回は現代社会の男の生き方と死に方について考えたいと思います。

カテゴリ 医療・健康
日時 2013年7月15日(月) 13時30分から17時00分まで
会場 大阪大学中之島センター 10F 佐治敬三メモリアルホール
主催 生き方死に方を考える社会フォーラム 男編
問い合わせ先 大阪大学人間科学研究科 社会環境学講座 山中浩司

http://ikikata-forum.com/event/26-2013-05-29-07-05-24.html

公開シンポジウム「続 男もつらいよ —夫源病の著者と語る男のいきづらさ」」

日時: 2013年7月15日(月・祝)午後1時30分~5時
場所: 大阪大学中之島センター10F 佐治敬三メモリアルホール

※本シンポジウムは、 入場無料、事前申し込み不要 です。どなたでもご自由にご来場ください。

今回のフォーラムは、男性の生き方について考えます。学校教育現場から、職業活動、家庭生活、さらに退職後の生活に至るまで、従来の男性の生き方はますます難しくなっています。見渡せば、世の中で問題となる事象の原因の大半は男であります。欧米では、1990年代から男の子問題や、男性の健康問題が頻繁に取り上げられ、いまや大きな社会運動になりつつあります。
世界でも突出した超高齢社会に突入する日本において、不思議にもこの話題はあまりとりあげられてきませんでした。フォーラムでは、今回は現代社会の男の生き方と死に方について考えたいと思います。

第1部
講演「長寿時代の男性の生き方:太く短くから細く長くへの転換」

石蔵文信 (医師・大阪樟蔭女子大学教授)

第2部
ラウンドテーブル「超高齢社会と男性の生き方」

パネリスト
石蔵文信
伊藤公雄
(社会学者・京都大学教授)
大村英昭 (社会学者・僧侶・相愛大学教授)
司会) 山中浩司 (社会学者・大阪大学教授)

講演者・パネリスト プロフィール
石蔵文信
循環器科医師。大阪樟蔭女子大学学芸学部教授。国立循環器病研究センター、大阪警察病院、大阪大学医学系研究科准教授などを経て、現在に至る。夫の何気ない行動や言葉が強いストレスになり、妻の身体に更年期障害のような変調を引き起こす病気を「夫源病」と名付ける。テレビ、新聞、雑誌など様々なメディアで活躍中。著書に、『妻の病気の9割は夫がつくる――医師が教える「夫源病」の治し方』(マキノ出版2012)、『いつまでたっても更年期が終わらない…… 奥さん、それは「夫源病」ですね。』(静山社2013)、『「男のうつ」―治らなくても働ける! 復職マニュアル』(日本経済新聞出版社2012)、『夫源病―こんなアタシに誰がした』(大阪大学出版会2011)、『男もつらいよ! 男性更年期』(ソシム2007)など。

伊藤公雄
社会学者。京都大学教授。男性学のパイオニア。「男らしさ」が社会にとって重要な問題となることを1980 年代から主張し、男性学を開拓する。著書に『<男らしさ>のゆくえ―男性文化の社会学』(新曜社1993)、『男性学入門』(作品社1996)、『「できない男」から「できる男」へ』(小学館2002)など。

大村英昭
社会学者。浄土真宗本願寺派僧侶。「煽り」一辺倒の現代社会にあって「鎮め」の文化の必要性を説く。神戸商科大学、大阪大学人間科学研究科、関西学院大学社会学部を経て現在相愛大学人文学部教授。大阪大学名誉教授。著書に『臨床仏教学のすすめ』(世界思想社2002)、『日本人の心の習慣―鎮めの文化論』(NHK ライブラリー1997)、『非行のリアリティ―「普通」の男子の生きづらさ』(世界思想社2002)、(井上俊共編著)『別れの文化――生と死の宗教社会学』(書肆クラルテ2013)など。

主催:
「生き方死に方を考える社会フォーラム・男編」
共催: 「大阪大学医療人文学研究会」
連絡先: 〒565-0871 吹田市山田丘1-2 大阪大学人間科学研究科(山中浩司)
Fax 06-6879-8078
e-mail: yamanaka(アットマーク)hus.osaka-u.ac.jp

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