科研挑戦的萌芽研究「北欧諸国における情報の収集・管理・公開に関する研究」研究会のご案内
- 文化・芸術

科研挑戦的萌芽研究「北欧諸国における情報の収集・管理・公開に関する研究」(代表・阪大言文研究科・清水育男教授)は、この3月に2人のスウェーデン人歴史学者を招聘し、現代へと至るスウェーデン社会の歴史的生成のなかで情報がいかに扱われてきたのか、また現在のスウェーデン社会のなかで歴史的情報がいかに扱われているのかについて報告を頂くべく、下記の内容で研究会を開催します。使用言語は英語です。つきましては各位ご多忙中とは存じますが、大阪で開催されますこの研究会へ参加いただければ幸いです。なお、いずれの研究会も、バルト・スカンディナヴィア研究会との共催となります。 注):使用言語は英語です。3月19日(火)と3月27日(水)の2日間です。
カテゴリ | 文化・芸術 |
---|---|
日時 |
2013年3月19日(火)から2013年3月27日(水) |
会場 | 千里中央ライフサイエンスセンター601号室 |
主催 | 言語文化研究科言語社会専攻スウェーデン語研究室・デンマーク語研究室 |
後援等 | (共催)バルト・スカンディナヴィア研究会 |
問い合わせ先 |
大阪大学大学院言語文化研究科 言語社会専攻スウェーデン語研究室 TEL 072-730-5224 |
(1)ステーファン・エークルーヴ・アミレッル氏による報告会
日時:平成25年3月19日(火)15:00~17:00
場所:千里中央ライフサイエンスセンター601号室 http://www.senrilc.co.jp/access/index.html
報告:ステーファン・エークルーヴ・アミレッル(史学雑誌編集部、外交研究所研究員、ルンド大学歴史学部客員研究員)「現代スウェーデン歴史学界の抱える問題点とその国際化について」
*アミレッル氏(Stefan Eklöf
Amirell)は、2002年にインドネシア民主党とスハルト体制の衰退に関する研究でルンド大学で博士号の学位を取得され、Power and
Political Culture in Suharto´s Indonesia (2003年)やPirates in Paradise
(2006年) などの著作で知られる東南アジア政治史の専門家であると同時に、現在は、
スウェーデン歴史学界でもっとも伝統のある研究誌Historisk tidskriftの編集者も務めています。
*アミレッル氏の業績等については、以下のURLからご覧頂けます。
http://www.ui.se/personal/stefan_eklof_amirell
備考:使用言語は英語です。バルト・スカンディナヴィア研究会が3月21日に東京で開催する研究会とは別になります。
(2)マリー・クローンクヴィスト氏による報告会
日時:平成25年3月27日(水)15:00~17:00
場所:千里中央ライフサイエンスセンター601号室 http://www.senrilc.co.jp/access/index.html
報告:マリー・クローンクヴィスト(ルンド大学コミュニケーション・メディア学部准教授)「近現代のスウェーデンに果たしたメディアの歴史的役割について」
*クローンクヴィスト氏(Marie
Cronqvist)は、2004年に冷戦期のスウェーデン文化におけるメディア(とりわけスパイ劇のあり方)に関する研究で博士号を取得され、Mannen
i mitten. Ett spiondrama i svensk
kallakrigskultur(2004年)などの著作で知られる近現代スウェーデン文化におけるメディア研究の第一人者です。現在はルンド大学コミュニケーション・メディア学部で准教授を務めていらっしゃいます。
*クローンクヴィスト氏の業績については、以下のURLからご覧頂けます。
http://www.ht.lu.se/o.o.i.s?id=21232&p=MarieCronqvist
備考:使用言語は英語です。