サイエンスカフェ・オンザエッジ・ネクスト 10「心臓―その働き者の秘密を探る」(ゲスト:高島成二さん)
- 科学・技術

人体は実に60兆に及ぶ細胞という単位でできています。たとえば肝臓は肝臓細胞が、腎臓は腎臓細胞がたくさん集まって出来上がっています。各臓器の細胞は 分裂して数が増え、これらの器官の修復を行うことができます。たとえば肝臓の半分をとっても、1年もたたないうちにもとの大きさになります。また、みなさ んがうけた傷も皮膚細胞の増加により自然とふさがります。これらはすべて分裂して増えた細胞の働きです。逆に増えることが止まらなくなった細胞ががん細胞 です。ところが、生まれた直後から死ぬまで一回も分裂せず増えない細胞が体の中に1種類だけあります。それが心臓の細胞です。同じ細胞が分裂もせず一生働 き続ける心臓には一体どんな秘密が隠されているのでしょうか。その秘密を解くことが心臓の病気を治す手掛かりになると考えられています。本ラボカフェでは 心臓をテーマにその不思議に迫ります。
カテゴリ | 科学・技術 |
---|---|
日時 |
2012年12月9日(日)
13時30分から15時00分まで
|
会場 | アートエリアB1(京阪電車中之島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース) |
定員 | 約40名 |
主催 | アートエリアB1【大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪電気鉄道(株)】 |
後援等 | 共催:大阪大学 大型教育研究プロジェクト支援室・支援事務室、大阪大学21世紀懐徳堂 企画制作:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)、NPO法人ダンスボックス 協力:NPO recip[地域文化に関する情報とプロジェクト] |
問い合わせ先 |
大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室 http://www.lserp.osaka-u.ac.jp/info/2012101502.html |
●ゲスト: 高島 成二 (最先端・次世代研究開発支援プログラム採択者/大阪大学 大学院医学系研究科 准教授)
●ファシリテーター: 岩崎 琢哉 (大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室 URA・特任研究員)
●日時: 2012年12月9日(日) 13:30~15:00 (開場は13:00)
●会場: アートエリアB1 (京阪電車中之島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース)
アクセスマップは こちら
●参加費:無料
●事前申込:不要
●チラシのダウンロードは こちら (PDF/882KB)
●今回のサイエンスカフェは、「最先端・次世代研究開発支援プログラム」で採択された研究課題のアウトリーチ活動として、実施するものです。
最先端・次世代研究開発支援プログラムとは、将来、世界の科学・技術をリードすることが期待される潜在的可能性を持った研究者に対する研究支援制度です。国の「新成長戦略(基本方針)」(2009 年12 月30日閣議決定)において掲げられた先端的研究開発を支援することにより、中長期的な国の科学・技術の発展を図り、国の持続的な成長と政策的・社会的課題の解決に貢献することが目的です。
●サイエンスカフェ・オンザエッジ・ネクストとは?
大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室では、内閣府・独立行政法人日本学術振興会(JSPS)による「最先端・次世代研究開発支援プログラム」に採択さ れた研究者をゲストに招き、研究者と市民を結ぶ対話の場として「カフェ・オンザエッジ・ネクスト」をシリーズで開催しています。環境やライフサイエンスの 分野で、次世代を担うべく進められている研究の <いま> を実感していただければ幸いです。