サイエンスカフェ・オンザエッジ・ネクスト 9「最近時々聞く「トポロジカル絶縁体」って何?」(ゲスト:安藤陽一さん)
- 科学・技術

これまで世の中の物質は、電気を通すもの(金属または半導体)と通さないもの(絶縁体)の2つに分けられると考えられてきました。しかし最近、そのどちら にも属さない物質「トポロジカル絶縁体」が発見され、話題を集めています。このトポロジカル絶縁体は、中は電気を流さない絶縁体なのに、どこを切ってもそ の表面が必ず電気を通す金属になるという不思議な性質をもっています。しかもその特性の背景には、トポロジーと言う数学的概念によって理解できる深遠な原理が潜んでいます。このトポロジカル絶縁体の研究で世界的な第一人者である安藤陽一さんに、この不思議な物質の面白さとそこから広がる新しいサイエンスについてわかりやすく語ってもらいます。
カテゴリ | 科学・技術 |
---|---|
日時 |
2012年12月4日(火)
18時30分から20時00分まで
|
会場 | アートエリアB1(京阪電車中之島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース) |
定員 | 約40名 |
主催 | アートエリアB1【大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪電気鉄道(株)】 |
後援等 | 共催:大阪大学 大型教育研究プロジェクト支援室・支援事務室、大阪大学21世紀懐徳堂 企画制作:大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)、NPO法人ダンスボックス 協力:NPO recip[地域文化に関する情報とプロジェクト] |
問い合わせ先 |
大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室 http://www.lserp.osaka-u.ac.jp/info/2012101501.html |
●ゲスト: 安藤 陽一 (最先端・次世代研究開発支援プログラム採択者/大阪大学 産業科学研究所 教授)
●ファシリテーター: 岩崎 琢哉 (大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室 URA・特任研究員)
●日時: 2012年12月4日(火) 18:30~20:00 (開場は18:00)
●会場: アートエリアB1 (京阪電車中之島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース)
アクセスマップは こちら
●参加費:無料
●事前申込:不要
●ちらしのダウンロードは こちら (PDF/882KB)
●今回のサイエンスカフェは、「最先端・次世代研究開発支援プログラム」で採択された研究課題のアウトリーチ活動として、実施するものです。
最先端・次世代研究開発支援プログラムとは、将来、世界の科学・技術をリードすることが期待される潜在的可能性を持った研究者に対する研究支援制度です。国の「新成長戦略(基本方針)」(2009 年12 月30日閣議決定)において掲げられた先端的研究開発を支援することにより、中長期的な国の科学・技術の発展を図り、国の持続的な成長と政策的・社会的課題の解決に貢献することが目的です。
●サイエンスカフェ・オンザエッジ・ネクストとは?
大阪大学大型教育研究プロジェクト支援室では、内閣府・独立行政法人日本学術振興会(JSPS)による「最先端・次世代研究開発支援プログラム」に採択さ れた研究者をゲストに招き、研究者と市民を結ぶ対話の場として「カフェ・オンザエッジ・ネクスト」をシリーズで開催しています。環境やライフサイエンスの 分野で、次世代を担うべく進められている研究の <いま> を実感していただければ幸いです。