グローバルな支援とは何か~青年海外協力隊員の支援活動~
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国際協力とは、グローバルな社会に住む人々どうしが支援しあうことに他なりません。それでは私たちは外国にいる見ず知らずの人々をなぜ支援するのでしょうか。そうした支援は私たちにとってどんな意味があるのでしょうか。本セミナーでは、国立民族学博物館の文化人類学者3名が講師となり、3回シリーズで、なぜいま「グローバルな支援」が必要なのか、どのような「国際協力」が可能なのかについて考えます。シリーズ第2回は、国際協力ボランティア、とくに青年海外協力隊を取り上げます。JICAや国連などの専門家と比べると、隊員のなかには高い専門性をもたない人も少なくありません。そうした場合でも国際協力活動に貢献することはできるのでしょうか。もし可能であるとするならば、どのような形で貢献できるのでしょう。また、隊員の活動に研究者、とくに文化人類学者の関わる余地があるとするならば、どのような部分においてでしょうか。これらの点をめぐってお話ししたいと思います。なおシリーズ第3回は、10月26日の予定です。
カテゴリ | その他 |
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日時 |
2012年9月28日(金)
18時30分から20時30分まで
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会場 | JICA関西(神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2) |
定員 | 先着50名 |
主催 | JICA関西、国立民族学博物館、大阪大学グローバルコラボレーションセンター |
申し込み期限 | 2012年9月27日(木) |
問い合わせ先 |
国立民族学博物館(白川千尋・鈴木 紀)、当日問合せ先:JICA関西(山本・武田) http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/120928.html |
発表者:
白川千尋 (しらかわ ちひろ)
国立民族学博物館・民族文化研究部・准教授。専門は文化人類学。メラネシアや東南アジアなどで伝統医療、呪術、国際協力ボランティアなどの研究を行うとともに、青年海外協力隊員、WHO専門家、JICA専門家として国際医療協力活動にも関わってきた。主な出版物に『人類学と国際保健医療協力』(共編著、明石書店、2008年)などがある。
参 加:
無料(定員:50名、先着順)、事前申し込み要、
「参加申込」と件名に記入し、(1)お名前、所属、Eメールアドレス、(2)懇親会(21:00~)参加の有無を jicaminseminar@yahoo.co.jp までメールでお送り下さい。 (9月27日(木)締切)