6/6 GLOCOLセミナー(84)「フィールドワークと成果公表の問題」
- 社会・政治・経済・法律

北インドのテーリー・ダムは、長年にわたる地元住民や環境保護団体による反対運動が展開されたにも関わらず、2006年に完成しました。本セミナーでは、テーリー・ダム反対運動について調査研究をおこなってきた石坂晋哉氏をお招きし、フィールドワークをつうじて得た知識や情報を研究成果として公表する際に、調査者であると同時に当事者であるフィールドワーカーが直面するさまざまな葛藤についてお話いただきます。
カテゴリ | 社会・政治・経済・法律 |
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日時 |
2012年6月6日(水)
18時40分から20時10分まで
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会場 | 大阪大学人間科学研究科東館207教室(吹田キャンパス) |
主催 | 大阪大学グローバルコラボレーションセンター |
問い合わせ先 |
大阪大学グローバルコラボレーションセンター http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/120606.html |
参 加: 無料、事前申し込み不要
※ 本セミナーはGLOCOL科目「フィールドワークの実践と倫理」の授業の一環として行われるものですが、一般公開とします。
講師紹介
石坂晋哉(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科客員研究員)
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科客員研究員、人間文化研究機構地域研究推進センター研究員。専攻:南アジア地域研究、環境社会学。国際基督教大学教養学部卒、弘前大学大学院人文社会科学研究科修士課程修了。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。博士(地域研究)。主要著作に『現代インドの環境思想と環境運動』(昭和堂2010年)、『資料集インド国民軍関係者聞き書き』(長崎暢子、田中敏雄、中村尚司と共編、研文出版2008年)、『資料集インド国民軍関係者証言』(長崎暢子、田中敏雄、中村尚司と共編、研文出版2008年)、"The Anti Tehri Dam Movement as a New Social Movement and Gandhism" (Journal of the Japanese Association for South Asian Studies, 18,2007)