日本動物学会 一般公開企画(一般公開講演会、動物学ひろば、高校生によるポスター発表)

  • place 豊中キャンパス
  • 科学・技術
日本動物学会 一般公開企画(一般公開講演会、動物学ひろば、高校生によるポスター発表)

日本列島には多くの動物の固有種が生息し、近年の遺伝的なデータに基づく研究からその種分化の歴史も次第に明らかになってきました。しかし、開発 による生息環境の悪化や定着した外来種の影響により、日本固有種や在来種の個体数も減少の一途をたどっています。このシンポジウムでは、最近の昆虫類、魚 類、両生爬虫類についての自然史研究を紹介し、日本列島での動物の種分化や生態について紹介すると同時に、絶滅に瀕した動物の現状と、その保全の問題につ いても言及します。

カテゴリ 科学・技術
日時 2012年9月15日(土) 11時00分から17時00分まで
会場 大阪大学豊中キャンパス 総合学術博物館および大阪大学会館
主催 (社)日本動物学会第83回大会実行委員会 / 共催:大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻、大阪大学総合学術博物館
後援等 協力:大阪大学21世紀懐徳堂
問い合わせ先 大阪大学大学院理学研究科生物科学専攻 西田宏記 TEL 06-6850-5472

http://www.zoology.or.jp/annual-meeting/1/index.asp?patten_cd=12&page_no=9

動物学会の「一般公開企画」は9月15日(土)3本立て!
いずれも大阪大学豊中キャンパスで開催で、事前申し込みなし、無料です。

詳細は こちらのページ をご覧ください。

● 一般公開講演会: 「日本列島における動物の自然史と種分化について」

日時:平成24年9月15日(土) 14:30 - 17:00

会場:大阪大学会館

日本列島には多くの動物の固有種が生息し、近年の遺伝的なデータに基づく研究からその種分化の歴史も次第に明らかになってきました。しかし、開発による生息環境の悪化や定着した外来種の影響により、日本固有種や在来種の個体数も減少の一途をたどっています。

このシンポジウムでは、最近の昆虫類、魚類、両生爬虫類についての自然史研究を紹介し、日本列島での動物の種分化や生態について紹介すると同時 に、絶滅に瀕した動物の現状と、その保全の問題についてお話ししていただきます。淡水魚について京都大学大学院理学研究科の渡辺勝敏さんに、昆虫類ではア ブラゼミ、クマゼミについて東北大学大学院理学研究科の長太伸章さんに、オオサンショウオについては日本ハンザキ研究所の栃本武良さんに、ウミガメについ て須磨水族園園長・海亀協議会会長の亀崎直樹さんに、長年の研究の成果と、保全に対する取り組みなどについて紹介していただきます。そして最後に、市民も 交えた総合討論を行うことで、研究者・動物園・市民がともに日本列島の自然を考えながら交流する有益な場としたいと思います。

● 動物学ひろば: 「見てみよう触ってみようー多様な動物の世界」

日時:平成24年9月15日(土) 11:00 - 16:00

会場:大阪大学総合学術博物館3階多目的ルーム

珍しい動物や普段見かけなくなった動物の実物を見ること、触ることで、動物の多様性を体感できる機会を提供します。透明カエルのスケルピョン、熱帯ツメガエル、アルビノツメガエル、モリアオガエル、アジアのメダカ、不老不死のベニクラゲ、ウニ・ホヤ・ナマコなど種々の海のいきもの、イタチムシやニハイチュウなどの珍しい生き物、寄生蜂やトラカミキリの仲間、アリの生活、ゾウリムシなど、生きた動物たちが見られます(一部は標本)。

● 高校生によるポスター発表:

日時:平成24年9月15日(土) 12:00 - 14:00

会場:大阪大学 豊中キャンパス 共通教育実践センター(B棟2階)

表彰式:14:00 - 14:30 F会場(B218室)

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