企画展連動イベント オープンレクチャー <ダンテ研究の黎明期 ~大賀壽吉、山川丙三郎、竹友藻風とその時代~>
- 文化・芸術

4月28日(土)~5月30日(水)の期間、附属図書館で開催される企画展<ダンテ研究の黎明期 ~大賀壽吉、山川丙三郎、竹友藻風とその時代~>の記念イベントとして、5月1日(火)にオープンレクチャーを実施いたします。
カテゴリ | 文化・芸術 |
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日時 |
2012年5月1日(火)
14時00分から16時00分まで
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会場 | 総合図書館 A棟2階 ギャラリーゾーン |
主催 | 大阪大学附属図書館 |
問い合わせ先 |
附属図書館図書館企画課 |
オープン・レクチャー内容
「大賀壽吉と「旭江文庫」」 赤井規晃(大阪大学附属図書館)
「山川ダンテを探して」 下館和巳(東北学院大学教養学部教授)
企画展概要
大正から昭和にかけて日本ではダンテへの関心が高まり、多くの翻訳や著作が世に出ました。その中心にいたのが、忘れられた市井のダンテ研究者大賀壽吉です。大賀の蔵書は、「旭江文庫」とよばれ、上田敏、山川丙三郎、壽岳文章など多くの研究者に影響を与えました。文庫の中核となるダンテ関連書2,700点余りは現在京都大学附属図書館に蔵されていますが、大阪大学附属図書館にも、大賀壽吉旧蔵図書100点余りが所蔵されています。本展示では、その「旭江文庫」とともに、大賀と交流のあった竹友藻風の旧蔵図書「竹友文庫」(大阪大学附属図書館蔵)を中心に、わが国におけるダンテ研究黎明期を回顧します。