大阪大学×大阪ガス「アカデミクッキング」vol.15「“エキゾティック”とは何だったのか~オペラとタジン料理とともに」(人気講座再登場!)
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- 文化・芸術

大阪大学21世紀懐徳堂と大阪ガス株式会社は、「専門分野の講義」とそれにちなんだ「料理実習・試食」を通して実践的に教養を深める、新しいタイプの講座・「アカデミクッキング」シリーズを開講しています。料理をきっかけに新たな学びのスタイルを提案する本講座の15回目は、18世紀ナポリの市民オペラ研究を専門とする山田高誌先生が登場。オペラに描かれた“異国”を題材に、当時の人々が“異国”に対して抱いていた感情や視線を明らかにします。タジン鍋をつかったモロッコ風料理もお楽しみください(6月開講講座のアンコール企画です)。
カテゴリ | 文化・芸術 |
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日時 |
2011年12月14日(水)
18時30分から21時00分まで
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会場 | 大阪ガスクッキングスクール千里(豊中市新千里東町1-3-141(せんちゅうPAL 1F北)) |
定員 | 24名(申込多数の場合は抽選) |
主催 | 大阪大学21世紀懐徳堂、大阪ガス |
申し込み窓口 |
大阪ガスクッキングスクール千里TEL. (06)6871-8561 電話・店頭の受付時間9:00~17:30(月・祝・その他指定日除く) http://www.og-cookingschool.com/cooking/list.asp?scid=5 |
問い合わせ先 |
大阪大学21世紀懐徳堂 TEL.06-6850-6443 http://21c-kaitokudo.osaka-u.ac.jp/academicooking/info |
中世末期以降、海上貿易事業によって、ヨーロッパにはスパイスやお茶、コーヒー、陶磁器などがもたらされていきます。ヨーロッパの人々は、こうした「東方」の「物品」に夢中になっただけでなく、「音楽」「物語」「衣装図録」といった視聴覚情報によって想像力を掻き立てられ、ここに三次元での異国風俗の“妄想”を楽しむ、エキゾティシズムが登場し始めます。
この講義では、当時の人々の趣味嗜好をよく反映している18世紀のオペラを素材に、彼らが「東方」に対して抱いた羨望と恐れという感情、あるいは野蛮と理想といった視線について明らかにします。タジン鍋を使ったモロッコ料理実習を通して、「東方」の一部であったマグレブ(北アフリカ)の文化にも実際に触れてみましょう。
・日時=2011年12月14日(水)18:30~21:00
・講義=“エキゾティック”とは何だったのか
・課題料理=モロッコ風料理(タジン料理、クスクス、サラダ、ミントティ)
・講師=山田高誌(大阪大学大学院文学研究科・助教)
専門は音楽学、イタリア・オペラ史。イタリア国立バーリ音楽院上級ディプロマ取得(記譜史)、同研究所研究員、日本学術振興会特別研究員として2010年春までナポリ在住。18世紀の劇場史料の発掘、オペラの復活上演などに関わる。
・定員・対象=24名・高校生以上どなたでも (申込多数の場合は抽選)
※6月実施講座と同じ内容です。6月に受講されていない方の受講を優先します。
・受講料:1,500円(税込)
・申込先:大阪ガスクッキングスクール千里 TEL. (06)6871-8561電話・店頭の受付時間9:00~17:30(月・祝・その他指定日除く)、インターネット http://www.og-cookingschool.com/
・申込方法:受付期間は11月7日(月)~11月16日(水)(インターネットによるweb受付は11月7日(月)0時~、電話による受付は11月10日(木)11時~)。申込が多数の場合は抽選の上、当選者にのみ11月17日(木)にご案内を発送します。
※ 大阪ガスクッキングスクールからの「お申込みに際してのお願い」 も必ずご確認ください。