カフェ・オンザエッジ6 サイエンスカフェ「かたちとはたらき -タンパク質のコミュニケーション-」を開催します。
- 科学・技術

最先端研究開発支援プログラム「免疫ダイナミズムの統合的理解と免疫制御法の確立」(中心研究者: 審良静男教授・大阪大学免疫学フロンティア研究センター拠点長)(以下、審良プロジェクト)では、アウトリーチ活動の一環として、一般市民を対象に「カフェ・オンザエッジ~先端の科学者が見ているコト・モノ~」と題するサイエンスカフェをシリーズで実施しています。 このたび、本プロジェクトのサブテーマリーダーである稲垣冬彦特任教授を話題提供者(ゲスト)に招き、第6回サイエンスカフェ「かたちとはたらき -タンパク質のコミュニケーション-」を10月27日(木)に開催します。
カテゴリ | 科学・技術 |
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日時 |
2011年10月27日(木)
18時30分から20時30分まで
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会場 | アートエリアB1(京阪電車中之島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース) |
定員 | 約40名(事前申込不要) |
主催 | アートエリアB1 【大阪大学+NPO 法人ダンスボックス+京阪電気鉄道( 株)】、最先端研究開発支援プログラム】、内閣府 最先端研究開発支援プログラム(中心研究者:大阪大学 審良静男) |
後援等 | 共催:大阪大学免疫学フロンティア研究センター、大阪大学21世紀懐徳堂、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD】 |
問い合わせ先 |
大阪大学 大型教育研究プロジェクト支援室 http://akira-pj.lserp.osaka-u.ac.jp/info/20111027.html |
※参加費無料、事前申込不要です。お気軽にお越しください。
今回は、タンパク質の形の変化から生命の機能を知るということをテーマに、構造生物学の研究者が、タンパク質の構造について分かりやすく説明します。
タンパク質は、外界のpHやイオン濃度・温度が変わると、弱い結合が変化し、形を柔軟に変えます。この形の変化はタンパク質の働きと密接な関係があります。しかし、目に見えないような小さいタンパク質の形の変化はどのように調べたら良いのでしょうか。
科学者は何を使ってタンパク質の立体構造を見つけ出しているのか、タンパク質の構造変化から、どのようにして免疫応答に迫れるのか、立体構造生物学の第一線の研究者がお話しします。科学者が見つけたタンパク質のダイナミズムを一緒に覗いてみましょう。
●ゲスト:稲垣 冬彦(北海道大学 大学院先端生命科学研究院 特任教授)
東京大学 大学院理学系研究科 生物化学専攻 博士課程修了、理学博士(東京大学)。
東京大学理学部生物化学教室 助手に採用後、Oxford大学無機化学教室・Ramsay奨学生、(株)東レ リサーチセンター 主任研究員、(財)東京都 臨床医学総合研究所 生理活性物質研究部門室長を経て、1999年から北海道大学大学院薬学研究科(2006年4月から北海道大学大学院薬学研究院)教授。2010年4月から現職。
研究内容は、細胞内シグナル伝達の構造生物学、新規NMR構造解析技術の開発、構造生物学の創薬への展開。
●ファシリテータ:竹内 裕子(大阪大学 大型教育研究プロジェクト支援室 特任准教授 / 審良プロジェクト 研究支援統括者補佐)
●進行役:加来奈津子・高木 昭彦・岩崎 琢哉(大阪大学 大型教育研究プロジェクト支援室)