第11回懐徳堂アーカイブ講座「中井履軒・上田秋成合賛鶉図について」講演および展示解説
- 文化・芸術

6月20日付読売新聞夕刊社会面で報道されましたように、77年ぶりに出現した中井履軒上田秋成合賛鶉図が、このたび所蔵者から懐徳堂記念会に寄贈されました。この鶉図は、秋成と履軒の交流を具体的に示す唯一の資料です。怪異現象を認めるか認めないかで考えの異なっていた二人ですが、ともに隠逸を志向し、転居を繰り返すなど、相似たところもあり、住所不定の象徴とされる鶉の画に合賛している事実はまことに興味深いものがあります。今回は、この画賛を初公開するとともに、賛(履軒詩と秋成和歌)と画(鶉)の両方から本画賛の謎に迫ります。併せて関連する懐徳堂文庫所蔵の履軒資料を、解説付きでご覧頂きたいと思います。
カテゴリ | 文化・芸術 |
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日時 |
2011年11月29日(火)
15時00分から16時30分まで
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会場 | 大阪大学総合図書館 6F 図書館ホールおよび貴重書閲覧室 |
主催 | (財)懐徳堂記念会 |
後援等 | 大阪大学附属図書館、大阪大学文学研究科懐徳堂研究センター、大阪大学21世紀懐徳堂 |
問い合わせ先 |
(財)懐徳堂記念会事務局 http://www.let.osaka-u.ac.jp/kaitokudo |