遊牧の世界と「ニンジャ」たち-民主化以降のモンゴルの生存基盤を考える

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遊牧の世界と「ニンジャ」たち-民主化以降のモンゴルの生存基盤を考える

「ニンジャ」とは、モンゴルで、法律、政策を無視して川底の砂金、あるいは岩金を掘る人々のことで、現在、その数は3~10万人とも言われています。 「ニンジャ」の活動範囲はモンゴルの全ての地域に及び、環境に大きな被害をもたらしています。 「ニンジャ」たちによって危機的な状況にあるモンゴルの人々の生活基盤について、日本とモンゴル双方の研究者を交え、多様な視点から分析し、その解決策を考えていきます。  *本企画は、地域研究コンソーシアム(JCAS)共同企画研究プログラムとして行われます。

カテゴリ その他
日時 2011年3月22日(火)から2011年3月24日(木)
会場 千里ライフサイエンスセンター 6F千里ルーム
主催 大阪大学グローバルコラボレーションセンター(GLOCOL)
後援等 【共催】総合地球環境学研究所、鳥取大学乾燥地研究センター、地域研究コンソーシアム(JCAS)
問い合わせ先 大阪大学グローバルコラボレーションセンター

http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/110322-24.html

プログラム

● 2011年3月22日(火)【モンゴルの環境と文化:絵・音・語り】
10:00~17:00 モンゴルの環境をテーマにした絵の展示

12:00~14:00 遊牧文化体験
(モンゴル食文化の体験及びドキュメンタリー映画の上映)

14:00~15:00 「シャーマンの儀礼」
(モンゴル留学生:ガルバダラフ 大阪大学大学院言語文化研究科 博士前期課程1年)

15:00 ~16:00 モンゴル民族楽器による演奏会
(馬頭琴:オユンチョグト、滋賀県立大学地域文化学科 研究生)

16:00~17:00 討論「草原とモンゴルの文化・芸術」
(思沁夫、ガルバドラフ、オユンチョグト、ダグワドルジ)


● 2011年3月23日(水)【モンゴルの環境と遊牧民の生存基盤の危機】
10:00~10:10 開会挨拶
(栗本英世、大阪大学グローバルコラボレーションセンター センター長)

10:10~10:25 趣旨説明
(思沁夫、大阪大学グローバルコラボレーションセンター 特任准教授)

10:25~11:30 「ニンジャからニンジャ研究者へ」
(G.ムンフエルデネ、モンゴル国立科学技術大学 助教)

13:30~14:10 「映像を通じて語るニンジャの歴史」
(T.ダグワドルジ、GTE Entertainment 社長)

14:10~15:30 「モンゴル国が直面している環境問題及び環境保護活動について」
(G.ダシデムベレル、環境保護NGOモンゴル湖河川保護運動連合 代表)

16:00~17:00 討論(座長:思沁夫)


● 2011年3月24日(木)【日本とモンゴルにおける国際交流・協力】
10:00~10:45 「モンゴルの過放牧による草原劣化」
(藤田昇、総合地球環境学研究所 客員教授)

10:45~11:30 「モンゴルにおける近年の干ばつ強化とその遊牧への影響」
(篠田雅人、鳥取大学乾燥地研究センター 教授)

13:30~14:30 「砂漠化と放牧地の減少」
(D.ジュグデル、モンゴル国立水分気象研究所 研究員)

15:00~16:00 「モンゴルにおける文化人類学の発展のために」
(D.ボムオチル、モンゴル国立大学社会科学学部社会文化人類学科学 教授・学科長)

16:00~17:00 討論
(座長:宮本和久、大阪大学グローバルコラボレーションセンター 特任教授)


*22~24日まで、同じ会場で環境をテーマにした絵、資料の展示があります*

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