「心臓外科医から国連職員へ -ユニセフの活動とキャリア」 第68回 GLOCOLセミナー / 海外体験型教育企画オフィス(FIELDO)グローバル・エキスパート連続講座(5)
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ユニセフ東京事務所長の平林国彦氏をお招きし、子どもを守り、彼らの権利を実現させるべく活動しているユニセフの活動に関し講演をしていただきます。また、心臓外科医であった平林所長が国連職員になった動機やキャリアパスについても語っていただく予定です。
カテゴリ | その他 |
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日時 |
2011年1月18日(火)
17時00分から18時30分まで
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会場 | 大阪大学コンベンションセンター 1F研修室(吹田キャンパス) |
主催 | 大阪大学グローバルコラボレーションセンター |
後援等 | 共催:大阪大学OSIPP国連政策研究センター/大阪大学医学系研究科「医科学修士健康医療問題解決能力の涵養」教育プログラム |
問い合わせ先 |
大阪大学グローバルコラボレーションセンター http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/110118.html |
ユニセフ(国連児童基金)は、全ての子どもたちの権利が守られる世界を実現するために活動する組織で、世界190カ国で活動しています。2010年9月にユニセフが発表した報告書「子どもたちのための前進 (Progress for Children)」によると、ミレニアム開発目標(MDGs)が2000年に採択されて以降、貧困と飢餓の削減、疾病や死亡率との戦い、ジェンダーの平等、教育の普及、安全な飲み水と基礎的な衛生施設の確保等の分野においてかなりの前進が見られたものの、2015年に迫ったMDGsの期限に向けて、各国の中で最も貧しく取り残されたコミュニティーに援助を届けることが目標達成のために極めて重要といわれています。また、多くの開発途上国でMDGsの達成に向けて前進が見られるものの、サハラ以南アフリカ、南アジア、及び後発開発途上国は大きな遅れをとっており、例えば、2009年の5歳未満児死亡数約810万のうち、半数がインド・ナイジェリア・コンゴ民主共和国・パキスタン・エチオピアの5カ国で起こっており、また多くのサハラ以南アフリカでは、5歳未満死亡率の改善がほとんど見られません。
●講師紹介: 平林国彦(ひらばやし・くにひこ)
ユニセフ東京事務所代表、1994年筑波大学で医学博士号取得。約10年間、国立国際医療センターに勤務し、南アフリカなど計8カ国の病院で技術指導、保健省での政策立案支援に携わる。JICA・WHOを経て、2003年からユニセフ勤務。アフガニスタン、レバノンで勤務後、2008年からインド事務所副代表、2010年4月より現職。
●参 加: 無料、事前申し込み要
(1)名前、2)所属、3)希望するセミナー名を記載のうえ、上記問合せ先までEメールにてお申し込みください。当日参加も可能です。