「メコン地域における日本のODAの検証を通して開発協力を考える」
- その他

外務省は2010年6月29日、「開かれた国益の増進―世界の人々とともに生き、平和と繁栄をつくる」と題した「政府開発援助(ODA)のあり方に関する検討 最終とりまとめ」を発表しました。今後の重点分野として、「貧困削減(ミレニアム開発目標達成への貢献)」「平和への投資」「持続的な経済成長の後押し」を3本柱としています。また、現場主義の強化などを盛り込んだ「戦略的・効果的な援助の実施」を打ち出しています。(http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/kaikaku/arikata.html) 一方、今後のODAのあり方を考える上で欠かせないことは、これまでの具体的なODA事業の検証です。 大阪大学グローバルコラボレーションセンター(GLOCOL)とヒューライツ大阪は9月25日、NPO法人メコン・ウォッチの木口由香さんを大阪にお招きし、「貧困削減」を目的としたラオスの「ナムトゥン2水力発電ダム事業」や、「環境案件」とされたタイの「サムットプラカン汚水処理事業」において、現地で起こった住民移転に伴う問題や環境破壊について具体的に報告していただきます。そのうえで、今後のあるべきODAに関して皆さんと一緒に考えてみたいと思います。メコン・ウォッチは、メコン河流域国の開発を監視し、政策提言などを行っているNGOです。 GLOCOLとヒューライツ大阪は2010年度、連続セミナー「国際開発協力の現場から日本社会に問う」を企画しており、今回はその第2回目です。第3回目は、アフリカへの開発協力に関するセミナーを10月20日(水)に企画しています。
カテゴリ | その他 |
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日時 |
2010年9月25日(土)
14時00分から16時00分まで
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会場 | pia NPO 6F会議室 601号室 (大阪市港区築港2-8-24) |
主催 | ヒューライツ大阪 |
後援等 | 大阪大学グローバルコラボレーションセンター |
問い合わせ先 |
ヒューライツ大阪(財団法人 アジア・太平洋人権情報センター) http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/100925.html |
GLOCOL/ヒューライツ大阪共催連続セミナー「国際開発協力の現場から日本社会に問う」
第2回 「メコン地域における日本のODAの検証を通して開発協力を考える」
・報告者:木口由香(NPO法人メコン・ウォッチ 事務局長)
・日 時:2010年9月25日(土) 14:00~16:00
・場 所:pia NPO 6F会議室 601号室 (大阪市港区築港2-8-24)
地下鉄中央線「大阪港」駅4番出口から西に200m→→アクセスマップは こちら
・主 催:ヒューライツ大阪大阪大学グローバルコラボレーションセンター
・参 加:300円(ヒューライツ大阪の会員は無料)