ラウンドテーブル「流れ出るアート」場所とアートについての4人の発言、その先へ。~レクチャー&対話プログラム【ラボカフェ】

  • place その他
  • 文化・芸術
ラウンドテーブル「流れ出るアート」場所とアートについての4人の発言、その先へ。~レクチャー&対話プログラム【ラボカフェ】

本シンポジウムでは、東京、十勝、別府など各地でプロジェクトを展開し、場所に根ざしたダイナミックなアートをいくつも生み出してきた芹沢高志さん、福岡でさまざまな展示を手がけ、同時代のアジア美術と1960年代日本美術に造詣の深い黒田雷児さん、空間のオルタナティブな読解を通して地域での表現の可能性を切り拓こうと試みる山田創平さん、大阪の新世界・西成で芸術と社会の生きた関係を再構成すべくプロジェクトを続ける雨森信さんの4名をお招きし、それぞれのお話しを通して、「場所とアート」のこれからについて語り合います。

カテゴリ 文化・芸術
日時 2010年7月24日(土) 15時00分から18時00分まで
会場 アートエリアB1 [京阪電車中之島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース(地下鉄「淀屋橋駅」「北浜駅」から徒歩約5分
主催 アートエリアB1【大阪大学+NPO法人ダンスボックス+京阪電気鉄道(株)】
後援等 共催:大阪大学21世紀懐徳堂、大阪大学グローバルCOEプログラム「コンフリクトの人文学」 企画制作:大阪大学コミュニケーションデザイン・センター(CSCD)/NPO法人ダンスボックス 制作協力:NPO 法人 recip[地域文化に関する情報とプロジェクト] 助成:サントリー文化財団「人文科学、社会科学に関する研究助成」(「芸術と地域社会―日本とアジアの比較研究」)
問い合わせ先 大阪大学コミュニケーションデザイン・センター

現在、ビエンナーレやトリエンナーレなどの大型国際展が各地で開催される一方で、地域に根ざしたいろいろな【アートプロジェクト」が立ち上がっています。それらは、個々の表現活動から芸術振興、まちの活性化といった文脈をもつものまで、じつにさまざまです。

ここでアートは、人々の「生」とどのように関わっているのでしょうか?それを考えるには「場所」という要素が不可欠です。場所について考えるということは、そこに閉じこもるということではなく、それを決定する境界を探し、疑い、無化していく過程にほかなりません。実際に各地では、場所と人と関わり、境界、場所、個人を超えてつねに変化し続ける―まさに「流れ出るアート」が現れてきます。

本シンポジウムでは、東京、十勝、別府など各地でプロジェクトを展開し、場所に根ざしたダイナミックなアートをいくつも生み出してきた芹沢高志さん、福岡でさまざまな展示を手がけ、同時代のアジア美術と1960年代日本美術に造詣の深い黒田雷児さん、空間のオルタナティブな読解を通して地域での表現の可能性を切り拓こうと試みる山田創平さん、大阪の新世界・西成で芸術と社会の生きた関係を再構成すべくプロジェクトを続ける雨森信さんの4名をお招きし、それぞれのお話しを通して、「場所とアート」のこれからについて語り合います。

●スケジュール

<第一部レクチャー>

15:00 - 15:10 はじめに  吉澤弥生(芸術社会学/大阪大学CGOE特任研究員)

15:10 - 15:30 別府・大阪・舞鶴・パリ・台湾―海流がつなぐ場所

山田創平(都市社会学/京都精華大学専任講師)

15:30 - 15:50 アジアのアート・プロジェクト再考

黒田雷児(福岡アジア美術館学芸課長)

15:50 - 16:10 新たな領域を開拓するアーティストの実践

雨森信(インディペンデント・キュレーター)

16:10 - 16:30 場所とアートの魔術性

芹沢高志(P3 art and environment エグゼクティブ・ディレクター)

16:30 - 16:40 休憩

<第二部 対話>

16:40 - 18:00 ゲストと参加者による対話

カフェマスター:金水 敏(大阪大学コミュニケーションデザイン・センター長)・

久保田美生(大阪大学GCOE特任助教)

●参加費無料、事前申し込み不要、当日50名先着順、入退場自由

ページトップへ