第1回 グローバル人間学研究会 / 第52回 GLOCOLセミナー 地域研究と実践研究を架橋するために

  • place 吹田キャンパス
  • その他
第1回 グローバル人間学研究会 / 第52回 GLOCOLセミナー  地域研究と実践研究を架橋するために

地域研究者は自らの研究する地域に固有な文化・社会・制度の解明をめざしてきましたが、地域への関与を旨とする実践的研究者と地域社会とがいかなる関係を構築し得るのかという点についてはあまり考察して来ませんでした。一方、実践的研究者は、西欧起源の開発・協力モデルの応用をめざし、地域に生きる人々が彼ら自身の文化や社会の仕組み、変容にいかに対峙しているのかという点を十分に掬い上げているとは言えません。両者が相互に学びうる部分は数多くあるにも拘らず、これまでのところ両者の対話がうまく構築されているとは言えません。 そこで、大阪大学人間科学研究科グローバル人間学専攻を母体とするグローバル人間学研究会と、グローバルコラボレーションセンターとの協働により、「地域研究と実践研究を架橋するために」を開催します。このセミナーでの議論をとおして、地域研究・実践研究双方による対話のプラットフォームの構築をめざします。

カテゴリ その他
日時 2010年6月25日(金) 13時00分から16時20分まで
会場 人間科学研究科東館516教室
主催 大阪大学人間科学研究科グローバル人間学専攻グローバル人間学研究会、大阪大学グローバルコラボレーションセンター
問い合わせ先 大阪大学グローバルコラボレーションセンター 宮原曉

http://www.glocol.osaka-u.ac.jp/research/100625.html
プログラム 13:00~13:30 特別講演:河森正人(動態地域論・教授)  「地域研究と人間開発学をつなぐ」 13:30~14:00 山崎優子(人間環境論D1)  「ベトナムの子どもの栄養と生活環境について」 14:00~14:30 八十田糸音(動態地域論D2)  「16世紀ヌエバ・エスパーニャにおける疫病の流行と布教活動をめぐる歴史的考察」 14:50~15:20 江角伸吾(国際協力学M2)  「メキシコにおけるピアリーダートレーニングプログラム評価」 15:20~15:50 原めぐみ(多文化共生社会論M2)  「なぜ日本国籍にこだわるのか ― 新日系フィリピン人のライフヒストリーからの考察」 15:50~16:20 坂田有弥(紛争復興開発論D3)  「商業農家への長い道 ― 南アフリカ土地改革の課題と展望   *セミナー終了後、場所を変えて懇親会を開催する予定にしております。

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