超域人類学ワークショップVol.2「出来事としての都市――人類学的都市研究の可能性」
- 科学・技術

都市を「出来事」として捉えること、それは都市が、モノの集積であり、また同時に⼈の⽣きる場でもあるという点に留意しつつ、そのような都市を、予測不可能な様々な可能性を出現させるポテンシャルをもった場所として捉えなおす試みです。どなたでもご興味のある方はご参加いただけます。
カテゴリ | 科学・技術 |
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日時 |
2010年3月2日(火)
15時30分から18時00分まで
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会場 | 大阪大学人間科学研究科 東館二階ユメンヌホール |
主催 | 超域人類学ワークショップ |
後援等 | 人間科学研究科 人類学研究室 |
問い合わせ先 |
超域人類学ワークショップ事務局 http://anthropology.hus.osaka-u.ac.jp/traws/index.html |
【発表者】関根康正(日本女子大学人間社会学部、教授)
『ケガレの人類学』東京大学出版会(1995)を思考の原点にして、『〈都市的なるもの〉の現在:文化人類学的考察』東京大学出版会(2004)、『ストリートの人類学』(上・下)国立民族学博物館調査報告80・81(2009)など、都市の人類学を新たな地平へと展開する編著や、多数の論文を著している。木村周平(京都大学東南アジア研究所、特定助教(G-COE))「地震・建物・社会のネットワーク:イスタンブル都市改造計画についての人類学的考察」『アジア・アフリカ地域研究』8巻2号(2009)、「われわれの<つながり>」『地球圏・生命圏・人間圏:持続的生存基盤とは何か』杉原薫・川井秀一・河野泰之・田辺明生(編)京都大学学術出版会(近刊)など、近年、都市の持続性、オブデュラシーに関する議論を展開している。
【コメンテーター】西垣有(大阪大学人間科学研究科博士後期課程)