本場イタリア人研究者による特別講演会(通訳付)/18世紀前半のオペラ・ブッファの“メカニズム”~ ぺルゴレージ作曲《妹に恋した兄》(ナポリ,1732)を中心に ~
- 文化・芸術

大阪大学ではこの度、夭折したナポリの天才作曲家・ペルゴレージ生誕300周年 記念講演会を開催します。 ゲストは、ペルゴレージの時代のナポリの音楽、オペラ、劇場史の分野を専門にし、上記各国際学会のオーガナイザーとしても注目を浴びる二人の研究者、マイオーネ先生とコッティチェッリ先生。台本・上映の観点からペルゴレージの時代のオペラ・ブッファの“メカニズム”や、ぺルゴレージの作品の特徴・魅力について、最先端の研究成果と映像資料に基づきお話し頂きます。参加費無料ですので、お気軽にご参加ください!
カテゴリ | 文化・芸術 |
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日時 |
2010年11月26日(金)
18時15分から20時00分まで
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会場 | 大学教育実践センター教育研究棟I “スチューデント・コモンズ” |
主催 | 大阪大学文学研究科&大阪大学音楽学研究室 |
後援等 | 協力:大阪大学21世紀懐徳堂 |
問い合わせ先 |
大阪大学音楽学研究室 |
若干26歳で結核のためこの世を去ったG.B.ペルゴレージ(1710-1736) は、わずか5年ほどの活躍期間のうちに、インテルメッゾ《奥様女中》(1733)、喜劇オペラ《フラミニオ》(1735)、モテット《スターバト・マーテル》(1736)など、名作を次々と発表し、18世紀イタリアを代表する作曲家として「伝説」を生み出してゆきます。真作の10倍にも上る大量の偽作が出回るほどにまで彼の「名声」は欧州中に広がり、バッハ、ルソー、そしてストラヴィンスキーなど多くの作曲家達は、彼、および彼の名前が付けられた「偽作」に影響を受けました。
生誕300年を迎える今年は、彼の足跡を記念して、生地イェージ(マルケ州)はじめ、ナポリ、ローマ、ミラノ、ドレスデン、そして東京において大規模な国際学会、音楽祭が催され、国際的に注目を集めています。
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18世紀前半のオペラ・ブッファの“メカニズム”
~ ぺルゴレージ作曲《妹に恋した兄》(ナポリ,1732)を中心に ~
【実施概要】
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□講 演 [日本語での質疑応答も予定]
・パオロジョヴァンニ・マイオーネPaologiovanni Maione
(音楽史:イタリア国立アヴェリーノ音楽院・教授 / ペルゴレージ財団研究員)
・フランチェスコ・コッティチェッリFrancesco Cotticelli
(劇場史:イタリア国立カリアリ大学・准教授 / ペルゴレージ財団研究員)
□司会・通訳
・山田高誌 (オペラ史:大阪大学大学院文学研究科・助教)
□日 時:2010年11月26日(金)18:15~20:00(18:00開場)
□場 所:大阪大学豊中キャンパス 大学教育実践センター教育研究棟I “スチューデント・コモンズ”
□定 員:80名程度
□参加費:無料
□主 催:大阪大学文学研究科&大阪大学音楽学研究室
□協 力:大阪大学21世紀懐徳堂、東京都北区文化振興財団「北とぴあ国際音楽祭」、Fondazione Pergolesi-Spontini (ペルゴレージ=スポンティーニ財団)、日本イタリア古楽協会