最先端研究開発支援プログラム「免疫ダイナミズムの統合的理解と免疫制御法の確立」（中心研究者：審良静男）では、「カフェ・オンザエッジ ～先端の科学者が見ているコト・モノ～」の3回シリーズで、サイエンスカフェを実施します。本プログラムのサイエンスカフェ「カフェ・オンザエッジ」は、医学生物学の分野で進められている生体イメージング研究に焦点を当てて、本プログラムの中心研究者やサブテーマリーダー等の研究者をゲストに迎え、研究者の見ているコトやモノを紹介します。 第2回目は、ゲストに、生きた破骨細胞の撮影に世界で初めて成功し、細胞の動きから生体の謎を解いている石井 優氏（大阪大学免疫学フロンティア研究センター主任研究者）を迎えます。生体イメージングの技術を用いて撮影された生物映像を実際にご覧いただき、見ることによって何が読み取れたのかをお話ししていただきます。

サイエンスカフェ/カフェ・オンザエッジ～先端の科学者が見ているコト・モノ～

本プログラムのサイエンスカフェ「カフェ・オンザエッジ」では、医学生物学の分野で進められている生体イメージング研究に焦点を当てて、本プログラムの中心研究者やサブテーマリーダー等の研究者をゲストに迎え、研究者の見ているコトやモノを紹介します。

イメージングとは、肉眼では見えない物を、目で見てわかる映像にすることを言います。医学生物学の分野では、「生きている動物の体内で、細胞がどう動いているか」、「細胞の中でどんな化学反応が起きているか」を見る生体イメージングが盛んに研究されています。

第２回 細胞ライブカメラが追う、まだ誰も見ていない世界

2010年11月16日（火）18:30～20:30（開場18:00）

・ 場所： アートエリアB1
京阪電車中之島線「なにわ橋駅」地下1階コンコース（地下鉄「淀屋橋駅」「北浜駅」から徒歩約5分)

・ ゲスト： 石井　優(大阪大学免疫学フロンティア研究センター　特任准教授)

[プロフィール]

大阪大学医学部医学科卒業後、米国国立衛生学研究所・国立アレルギー感染症研究所 客員研究員等を経て、2009 年より大阪大学免疫学フロンティア研究センター主任研究者（特任准教授）。研究内容は、2 光子顕微鏡を用いたライブイメージング、骨代謝、免疫学、薬理学です。

[web] http://bioimaging.ifrec.osaka-u.ac.jp/

・ ファシリテーター： 難波美帆(早稲田大学大学院政治学研究科　准教授、サイエンス・メディア・センター・プロジェクトマネージャー)

第2回目は、ゲストに、大阪大学免疫学フロンティア研究センター 主任研究者(特任准教授)の石井　優 氏を迎えます。私たちの体内ではいろいろな種類の細胞が動きまわっており、その細胞の動きをありのまま観察することが生体の謎を解く新たなヒントになると考えられているため、生体イメージングの技術開発が進んでいます。石井氏は、「破骨細胞」の動きを、世界で初めて生体の中で観察することに成功した研究者です。その生体イメージングの技術を用いて撮影された生物映像を実際にご覧いただき、見ることによって何が読み取れたのかをお話ししていただきます。その美しい生物映像を見ながら、生物の神秘や芸術性についても語り合いましょう。

参加費・事前申込みは不要です。お気軽にお立ち寄りください。

カフェ・オンザエッジ今後のスケジュール

来年1月、 審良プロジェクト の中心研究者、審良静男氏と免疫学フロンティア研究センター(IFReC)教授の黒崎知博氏をゲストに、免疫の深いところを話していただく予定です。